シアトルとカナダのビクトリアを結ぶ高速船『ビクトリアクリッパー』

夫ジェガーさんと、週末にカナダのビクトリア(Victoria)へ行ってきました!ビクトリアはブリティッシュ・コロンビア(BC)州の州都で、私のいるシアトルから実はすごく近いです。

試しに下の地図の右下のマイナス記号を5回くらいクリックしてみてください。ブリティッシュ・コロンビア州が思いっきりワシントン州の方に食い込んでいるのがわかります。

シアトルからは高速船のビクトリアクリッパーが便利

シアトルからビクトリアまでの行き方はいろいろありますが、ジェガーさんと私は今回『ビクトリアクリッパー(Victoria Clipper)と呼ばれる高速船で行ってきました。

Victoria Clipper 1 in Seattle.JPG

( “Victoria Clipper 1 in Seattle” by BarekOwn work. Licensed under Public Domain via Commons.)

ビクトリアは海を挟んだ南側がアメリカで、最も近い大都市のシアトルとはビクトリアクリッパーと呼ばれる高速船で結ばれています。この船はフェリーではなく、乗客のみを運ぶ高速船。ビクトリア、シアトル双方ともに、ダウンタウンに面した港にターミナルがあり、徒歩でアクセス可能。高速船なので、少々揺れます。船に弱い人は避けた方が無難でしょう。

ビクトリアへのアクセス [カナダ] All About

片道約3時間で、料金は季節によって変わりますが、シーズン中となる6月26日〜9月7日は大人1人往復179ドル(2015年時点)。前売り券を購入すると、もう少し安くなります(往復のみ)。

乗り場には早めに

シアトルのビクトリアクリッパーの乗り場があるのは、ダウンタウンの端。

ジェガーさんと私は朝一の午前7時半発の船に乗っていったのですが、出発20分前には着いていないといけないので、午前7時過ぎに乗り場へ向かいました。簡単な出国審査などを済ませると、いざ船の中へ。

船内には普通の席とテーブル席があって、私たちが乗り込んだ時にはすでに良い席は全部取られていました。こんなことなら、もうちょっと早く着くようにしたかったです。

でも、このちょっと昭和レトロな雰囲気が私はかなり好きだったりします。

この日、実は朝起きるとまさかの雨で、私は船に乗り込むまでめっちゃローテンションでした。ビクトリアの予報を見ても、一日雨の予報で泣きそうです。

ジェガーさんに「雨でも楽しめるって!」と言われながらも不機嫌さを隠せず、曇ったシアトルにさようなら。

ラッキーだとシャチが見られることも!?

ところが船に乗っている最中、めちゃくちゃ良いことがありました。なんとシャチ(orca)が見られたのです。いきなり船が止まるので、なんやなんやと騒いでいると、「右手前方、2〜3時の方角をご覧ください」

すると、シャチが目の前でジャンプ!興奮しすぎて写真を撮りわすれたのですが、まさに以下の写真のような感じではっきり見えました。

Killer Whale near Victoria BC.JPG

(”Killer Whale near Victoria BC” by KevstanOwn work. Licensed under CC BY-SA 3.0 via Wikimedia Commons.)

その後もあちこちで次から次へとシャチがジャンプしていて、乗客はみんな大興奮。ビクトリアクリッパーに乗ったからと言って必ずしもシャチが見られるわけではないそうなので、本当ラッキーです。船も興奮する私たちのために15〜20分その場で停止してくれて、めっちゃ優しいです。雨でも朝早く起きて来た甲斐がありました。

しかも、ラッキーなのはそれだけではありません。なんとビクトリアに着いたら、快晴!

一日雨予報と出ていたのに、雲一つありません。

いやー、晴れのビクトリア、最高です!

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