世界で2番目に不衛生なシアトルの観光名所、ガム・ウォールが掃除された結果・・・

シアトルにはいろいろな観光名所がありますが、”世界で2番目に不衛生な観光名所” として世に知られているのが、ガム・ウォール(Gum Wall)。


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(”Gum wall2” by DylantuxOwn work. Licensed under CC0 via Wikimedia Commons.)

ダウンタウンにある有名な市場、パイク・プレース・マーケット(Pike Place Market) の一角にあるのですが、近づいただけでガムの匂いがするほど、辺り一面ガムだらけです。

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(”Gum Wall, Seattle (2013) – 5” by User:Another BelieverOwn work. Licensed under CC BY-SA 1.0 via Wikimedia Commons.)

いつも観光客でにぎわっていて、訪れる人たちも儀式のようにガムを付け加えていくので、ガムの量は日々増えていくばかり。

ところが先月、シアトル市民に衝撃が走りました。なんと、ガム・ウォールが掃除されることになったのです。

そもそもこのガム・ウォールの歴史は1993年まで遡ります。実はこの壁は現役のコメディ・シアター『Unexpected Productions』の外壁だったりするのですが、人々が列にならんで待っている間にガムを貼り付けていったのが始まりだとされています。

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(”Gum Wall” di Visitor7Opera propria. Con licenza CC BY-SA 3.0 tramite Wikimedia Commons.)

これがなぜ20年経った今のタイミングで掃除されることになったのかというと、ガムに含まれる糖分による壁の腐食が危ぶまれたから。

この20年でガム・ウォールの幅は54フィートにも及び、貼り付けられたガムの数は推定100万個。

結局、ガムの清掃は130時間かけて行われ、およそ1.75トンものガムが集められました。清掃の様子はタイムラプス動画で以下のリンクから見られます。

ちなみに、清掃後ガムの貼り付けは禁止になったわけではなく、綺麗になるやいなや再びガムが貼り付けられていっています。

私も清掃1週間後に観に行ってみましたが、すでにガムがけっこう貼り付けられていました。

gum wall

この日私が撮影した写真は TABIZINE の記事に使っていただいているので、他の写真はそちらをどうぞ:

このペースだと、なんだかすぐ元に戻りそうな気がしてなりません。

ちなみにその後スーパーに行ったら、なんと「ガム・ウォール・キャンドル」なるものを発見。

gum wall candle

見た目オシャレですが、ガム・ウォールのにおいがそのまま再現されているので、はっきり言って全然良い匂いではありません。リラックスというより、もはや罰ゲームです。

普段ならここでプレゼント企画でもするところですが、プレゼントしても苦情が来そうなので、今回は自粛しておきたいと思います。