【シアトル】店名が意味深な人気オイスター・バー『The Walrus and the Carpenter』

先日、地元の人気オイスター・バー『The Walrus and the Carpenter』に行ってきました。全国誌などでも取り上げられていて、前から行ってみたいと思っていたのです。

隠れ家のような店構え

「入口がわかりにくい」とは聞いていたのですが、実際行ってみたところ、目印が上の看板しかなくて、隣の店に入ってしまうという痛恨のエラー。

一つのスペースの手前と奥で店が分かれていて、お目当てのオイスター・バーは奥だったため、通路を通って奥に行かないといけないのでした。

トンネルを抜けると、そこはオイスター天国でした。

夜9時頃に行ったのですが、ものすごい活気です。なんとかカウンター席をゲットし、オイスター祭りにさっそく参戦しました!

生牡蠣もいいけど、カキフライもおすすめ

いろいろ食べてみましたが、個人的にヒットだったのは、カキフライ。

アメリカで食べるカキフライはけっこう当たり外れがあって、水っぽいものも多いのですが、ここのカキフライはさっくさくでした!

店名の意味

ところで店名の『The Walrus and the Carpenter』は、ルイス・キャロルの有名な詩のタイトルです。ルイス・キャロルといえば、言わずと知れた『不思議の国のアリス』の著者。

『The Walrus and the Carpenter(セイウチと大工)』という詩は、その続編である『鏡の国のアリス』(1871)に登場します。

どんな詩なのかというと、一言で言えばセイウチと大工がオイスターを食べる、という内容。

つまり、オイスター・バーでオイスターを食べた私はセイウチ・・・ I am the Walrus…

ちなみにこの小話は映画『ふしぎの国のアリス』にも登場します!

こちらもどうぞ

お店はこちら