啓発メッセージでよく耳にする「spread the word」の意味とは?

3月8日は国際女性デー(International Women’s Day)でした。今年は当日、多くの女性有名人の Twitter アカウントのアイコンに異変が。

国際女性デーから数日経つ現在、すでに多くのアイコンは元に戻っていますが、以下のような画像にすり替わっていました。

当日アイコンが変わっていたうちの一人、ビル & ヒラリー・クリントン夫妻の娘チェルシーさんが以下の動画をアップしていたので観てみたところ、”Spread the word.” という表現を耳にしました。

So make time to explore the data, spread the word, and take action, because the sooner we learn about the issues, the sooner we can get there.(1:54)

ポイント

“spread the word” は啓発スピーチなどでよく使われる定型表現で、「メッセージを広く伝える」という意味です。

spread the word | Cambridge Dictionaries (American English)

spread the word: to communicate a message to a lot of people

(メッセージをたくさんの人とシェアするという意味なんですね!)

つまり動画では、「ですからぜひ時間を取ってさまざまなデータを確認し、多くの人にメッセージを伝えて、行動を起こしましょう。問題に対する理解が早ければ早いほど、目的地に早く到達できるのですから」と語られていたのでした。

補足

実は当日女性が姿を消したのは、Twitter のアイコンだけではありません。雑誌からも女性の姿が消えました。

さらにニューヨークの中心部では、街角の広告から女性の姿が消える事態が発生。

このキャンペーンは、クリントン財団(@ClintonFdn)とビル&メリンダ・ゲイツ財団(@gatesfoundation)が共同で主導したそうです。

女性をめぐる状況は、かつてと比べるとかなり良くなってきているとは思うものの、冒頭の動画でも語られているように、世の中にはまだまだたくさんの問題が山積みになっています。

たとえばアメリカは、世界で有給出産休暇(paid maternity leave)を国として提供していない9カ国のうちの1カ国。これ、実はあまり知られていないのではないでしょうか。

公式サイトでは、他にもさまざまなデータが公開されています。

今年は第4回世界女性会議(UN Fourth World Conference on Women)が北京で開催されてから20周年でもあります。北京宣言の内容は内閣府男女共同参画局の公式サイトでも確認できますが、まだまだ理想までの道のり、遠しです。