シアトルで初開催された『VR映画祭』とは?

最近個人的に VR と接する機会が多いのですが、先日は『VR 映画祭(Kaleidoscope VR Film Festival)』なるものがシアトルで初開催されるとの情報を得て、同じく VR に興味を持っているジェガーさんと一緒に行ってきました。

VR ヘッドセットで映画体験

会場に着くと、さっそく VR ヘッドセットをつけた人たちがうろうろ。

映画祭では、インディーズの VR アーティストたちによる作品が20本以上楽しめるようになっていました。

まず私たちが試してみたのは Oculus の『Condition One』。

正直デモがいまいちだったので、残念ながら感動はそこまで大きくありませんでしたが、Oculus デビューできたのは嬉しいです。

映画はジャンル別に分かれていて、観たいものを選択できるようになっていました。こちらは電話をはめこむタイプの Oculus の『Gear VR』で視聴します。

映画を観ている人たちはみんな首を回しまくっていて、個人的には、映画そのものよりも映画を観ている人を観ている方が楽しかったです。ジェガーさんも首動かしまくり。

(横を向くジェガーさん)

一方ジェガーさんによると、私はやたら固まっていたそうです。

こうして客観的に見ると、ちょっとダフト・パンクさん的な雰囲気が漂っている気もします。

主催は、VR アーティストのエージェンシー

ある程度時間が経ったところで、この映画祭を主催している VR アーティストのエージェンシー、『Kaleidoscope』の CEO が前に出てスピーチを始めました。CEO、若っ!

いろいろな VR 関係者を交えたパネルディスカッションも行われていましたが、やはり若い人が多かったです。

でも私が一番びっくりしたのは、VR アーティストのためのエージェンシーがすでにできていること。

VR 映画祭で観た作品は正直まだまだ発展途上という感じで、個人的には映画よりもやはりインタラクティブなゲームの方が現段階では VR 向きだと感じましたが、VR 業界が確実に大きくなってきているのを実感すると、これからが楽しみでわくわくします。

ちなみに、『Oculus Story Studio』が手がける『Henry』は、今一番観てみたい作品です!

ダフトパンクになろう