日常生活でよく使われる「go for it」の意味とは?

バスに乗るために全力で走っていたら、道行くおっちゃんに “Go for it, baby!” と言われました。

ポイント

“go for it” は「目標に向かって進む」という意味です。

go for it | Cambridge Dictionaries (American English)

go for it: [informal] to do what you need to do without additional thought

(余計なことを考えずにやるべきことをやる、というニュアンスなんですね。)

つまりおっちゃんは私に、「がんばれ!」と言っていたのでした。

補足

先日の日本行きの機内で観た映画『食べて、祈って、恋をしてEat Pray Love)』(2010)の予告編でも、ジュリア・ロバーツ(Julia Roberts)さん演じるエリザベス(Elizabeth)が、”This is my life. I’m going for it.(これは私の人生。だから突き進む)”(0:09)と言っていました。

こういう、どちらかというと女性向けのイメージがある映画は普段ジェガーさんとあまり観ないのですが、『食べて、祈って、恋をして』は以前からちょっと興味があったので、機内で観てみました。興味を持ったきっかけは、原作の著者、エリザベス・ギルバート(Elizabeth Gilbert)さんの『創造性をはぐくむには(Your elusive creative genius)』という TED Talk を観たこと。

2009年の TED Talk ですが、昨年にもエリザベスさんは『成功と失敗と創り続ける力について(Success, failure and the drive to keep creating)』という TED Talk をされています。

この2つの TED Talk でも何度も強調されていますが、彼女の同名の回顧録は、全世界で累計700万部を突破する大ヒットを記録しました。

私は原作は読んでいませんが、エリザベスさんは TED Talk の話し方がすごく面白いので、本も面白そうです。

実は私は映画を観る前、『食べて、祈って、恋をして』は「自分探し系」の映画だと思っていました。実際、この映画は「自分探し系」です。でも、私はこの作品を観て、「自分探し」という言葉に対する印象をちょっと修正しました。

というのも、「自分探し」という言葉はネガティブに捉えられることも多く、私もそのような反応を多く目にするうちに、いつの間にか「自分探し=ダサい」と感じるようになっていたからです。

実際「自分探し」を言い訳にして現実逃避をする人もいるので、厄介なところもありますが、自分から逃げなければ、「自分探し」はやっぱり意味があると思います。

特に旅の醍醐味は、出会い。慣れた土地にいると慣れている人といる方が気が楽なので、ついつい行動範囲が一定になりがちだったりしますが、新しい土地に行くと新しい人に出会いまくります。エリザベスさんも、旅の目的地には慣れない場所を選びますが、旅に出るまで精神的に追いつめられていた分、新しい土地ではうまい具合に吹っ切れている様子が伺えました。

私もアメリカに来る前は精神的にかなり追いつめられていたので、その反動で、アメリカに来た時は一気に気持ちが解放されたのを覚えています。あのまま日本にいても這い上がれていたかもしれませんが、新しい環境に思いきって飛び込んだことによって逆にぱっと開き直ることができたので、留学したのは遠回りに見えて、実は早く立ち直れる近道だったかもしれません。

そう思うと、エリザベスさんも「自分探しの旅」を経て大きな変化があったのは間違いないので、一見遠回りの決断をしたようで、実は近道を選んでいたのかもしれないと思わされます。

ちなみに英語レビューなどをいろいろ読んでいて気付いたのですが、「自分探し」は英語では “self-discovery”、「自分探しの旅」は英語では “journey of self-discovery” と表現します!

self-discovery | Oxford Advanced American Dictionary

self-discovery: the process of understanding more about yourself in order to make yourself happier

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