アメリカでアパート探しをする時に気をつけたいこと
今月、ジェガーさんと地道にアパート探しを続けていたのですが、無事アパートが決まりました!
そもそもの発端→ 家賃の貼り紙に書かれていた「due」の意味とは? | ツカウエイゴ
今のアパートは今月末までの契約なので、ほんまギリギリなんですが、なんとか決まって良かったです。私にとっては今回が初のアパート探しだったので、この経験をもとに、今後のために「アメリカでアパート探しをする時に気をつけたいこと」をまとめておきたいと思います。
<アパート探しからアパート決定までの主な流れ>
- アパートを探す(貼り紙・看板、インターネット、新聞のクラシファイドや口コミ・紹介を参考に)
- 気になるアパートがあったら連絡し、入居予定希望日と希望のアパートの大きさ(Studio〔=ワンルーム〕 / 1BR〔=寝室+居間〕 / 2BR〔=寝室 X 2 +居間〕など)を伝え、空室状況を確認する
- 空きがあれば見学のアポを取る
- 見学して部屋が気に入ったら、入居までの流れ、水道光熱費が家賃にどこまで含まれるか(アパートによって異なるので)、デポジットは戻ってくるか、などを確認。指示に従って入居申請料(application fee)やデポジット(security deposit)を支払い、申し込みをする
- 信用調査にパスしたら契約成立
<アメリカでアパート探しをする時に気をつけたいこと>
- もしものために、見学時は入居申請料やデポジットをその場ですぐ支払えるように用意しておく
- アポイントはすぐ取る
- 手当たり次第に申し込まない
- 今住んでいるアパートの住所、住んでいる期間、管理人の連絡先(その前に住んでいたアパートについて書く欄がある時も)
- 勤務先の連絡先、働いている期間、職務、現在の収入
- 配偶者または同居人の勤務先の連絡先、働いている期間、職務、現在の収入
- 参考人の連絡先
- 審査に役立ちそうなものを用意する
- 物件だけでなく、管理人さんもチェックする
アパート探しを始めてすぐ、日時の決まったオープンハウスに参加した時のこと。物件が気に入って管理人さんに「気に入ったんで申し込みたいです」と言うと、「今日デポジットとか払える?」と聞かれたので、「今すぐは無理ですけど、いったん家帰ってまた戻ってきても良いですか?」と言って急遽家に帰り、チェックを持って再び物件に戻ったところ、「ついさっき、すごく気に入ってくれた人がいて、入居申請料もデポジットもその場で出してくれたから無理かも」と言われたことがありました。
それから物件を見に行く時は、念のため必ずチェックも一緒に持っていくようにして、気に入ったらその場で入居申請料やデポジットが払えるよう準備するようにしました。
今度引っ越しするアパートは、ジェガーママの知り合いの紹介で知ったのですが、電話をかけて入居予定日などを確認し、物件下見のアポを取ろうとすると「明日来れます?」と聞かれたので「はい」と即答しました。
そして翌日ジェガーさんとアパートに行ってみると、なかなか良かったので、その場ですぐ申し込み。このアパートの場合は先方から渡された申込書に記入して提出し、それに基づいた信用調査の後デポジットを払うということになっていたので、申し込んだ時点では申込申請料だけをまずチェックで支払いました。
あとでアパートの管理人さんに聞くと、希望者は他にも何人かいたらしいのですが、私たちがアポを取るのが一番早かったそうです。申込申請料を出した順番に考慮されていくので、その場で申し込みをして良かったです。
アメリカは申込書を提出する際に、入居申請料を払うのが一般的です。この入居申請料は信用調査の手数料に主に使われます。信用調査とは、希望者がちゃんと家賃を払ってくれる人かどうか判断するべく、その人のバックグラウンドやクレジット・ヒストリーを調べること。申込書に記入する項目は以下が一般的です。
この他にペットがいるかどうか、タバコを吸うかどうか、車を持っているかどうか、家族構成はどうか、犯罪歴はあるか、などを記入する欄があることもあります。
これをもとに、たいていは委託された調査会社が調査し、希望者が信用できる人物かチェックします。だいたい1週間くらいかかります。
で、やっかいなのはこの入居申請料。通常1人につき30ドルくらいかかるのです。手当たり次第に申し込んだら、その度に毎回、私たちの場合は60ドルくらい払わなければいけません。なので、アパートを決める時は早いもの勝ちなのですが、あくまで「どうしても気に入った場合」にした方が良いと思いました。お金に余裕がある場合は負担にならないかもしれませんが、手当たり次第に申し込んでその都度入居申請料を払うのは、私たちにはもったいないように思えたのです。そのかわり本当に気に入った場合は、入居申請料を支払うのをためらっている間に他の人に抑えられたら後悔するので、即行動しました。
ちなみに、私たちが次に住むアパートの場合は、入居申請料が2人で28ドルでした。ラッキーです。
調査会社はたいてい申込書に書かれている情報をもとに調査しますが、そこに参考資料を追加しても問題ありません。
たとえば私たちの場合は、今住んでいるアパートの管理人さんと良好な関係を築いていたので、彼女に推薦状を書いてもらいました。中身は、私たちが毎月ちゃんと家賃を支払っていること、他の住人とも良い関係を築いていること、そして新しいアパートの管理人さんも私たちのことをきっと気に入るだろうということ、など。これを何部か印刷してもらってサインももらい、物件の見学の際にはこの推薦状ともしもの場合のチェックをクリアファイルにまとめて持参し、すぐ申し込みすることになっても困らないようにしていました。
アパートをチェックする場合、ついつい物件ばかりに目が行ってしまいますが、管理人さんがしっかりした人かどうかをチェックするのも大切です。たとえば、私たちの場合は一人めっちゃ対応が適当な管理人さんがいて、なかなかやり取りがスムーズに行かないことがありました。
そういう場合、仮にそういう物件に決まっても、トラブルがあって問題解決を求めた時に適当な対応をされる可能性がないとは限りません。今のアパートの管理人さんは本当に良い人で、何かあったらいつも誠実にすぐ対応してくれるので、彼女を基準にして管理人さんもチェックするようにしていました。
今度住むアパートは、今のアパートよりはちょっと狭いですが、立地がなかなか良いのと、管理人さんが良さそうな人だったのが一番の決め手になりました。
本当は6月1日に入居する予定だったのですが、その数日後になる可能性が高くなってきたので、引っ越し日は今のアパートとも相談して現在調整中です。
やっとアパートが決まって落ち着くかと思いきや、来週からまた忙しくなりそうです。
参照
- 研究留学ガイド:アメリカでのアパート探し(2000年2月 ※更新日は古いですが、概ね内容は変わっていないと思います)
- アパートの探し方 | J.S.B. USA
- アメリカ留学のいろは:アメリカ留学と留学生活について | アメリカ留学生活
- アメリカ生活 101 | アパート
- アメリカ留学・アパートを借りよう!③さあ、契約 : アメリカ留学 完ペキガイド–地球の歩き方「成功する留学」