SNL のシーズン・フィナーレにベン・アフレック夫妻登場!で耳にした「dispel」の意味とは?
ジェガーさんと私が毎シーズン欠かさず見ているサタデー・ナイト・ライブ(@nbcsnl)が、先日第38シーズン(season 38)のフィナーレを迎えました。
栄えあるフィナーレのホストに選ばれたのは、今年の第85回アカデミー賞(the 85th Academy Awards)作品賞を受賞した映画『アルゴ(Argo)』で、監督・プロデューサ・主演を務めたベン・アフレック(@BenAffleck)。SNL のホストはこれで5回目になります。
しかし、今回はなんと初めて、オープニング・モノローグに妻ジェニファー・ガーナー(Jennifer Garner)も登場!アカデミー賞の受賞スピーチでベン・アフレックが “It is work but it’s the best kind of work and there’s no one I’d rather work with.(結婚は努力が必要ですが、最も素敵な努力であり、他に努力を共にしたいと思う人はいません。)” と発言して波紋を呼んだことについて、”公開釈明” する事態となりました。
ベン・アフレックのアカデミー賞受賞スピーチはこちら→ “Argo” winning Best Picture | YouTube
波紋にまつわる記事の一例→ Jennifer Garner: Ben Affleck’s Oscar Speech Was the “Hugest Compliment in the World”(2013年4月)
その中で、
“Would you just dispel this notion and tell the people what I meant by ‘marriage is work’?(2:53)”
と言っていたのが気になりました。
ポイント
“dispel” は「払拭する」という意味です。
dispel: to get rid of unpleasant feelings or false beliefs
(不安や誤解を取り除く、ということなんですね〜)
「誤解を解いて、皆さんに『結婚は “work” や』と言った僕の真意を伝えてくれへん?」とベン・アフレックは妻にお願いしていたのでした。
補足
これに対し妻ジェニファーは理解を示し、ベン・アフレックに “But our marriage is a work of love. What would you have called it in a speech?What would you have called it in a speech?(でも結婚は愛の努力やんな。君やったらスピーチで結婚のこと何て言ってた?)” と聞かれると
Our marriage is a gift.(結婚は、贈り物。)
と回答。本人の言葉なのか演出なのかよくわかりませんが、答えが完璧すぎてキャッチコピーみたいです。
このフレーズ、メモさせていただきたいと思います。
というわけで、ジェニファー・ガーナーとのラブラブっぷりを公共の電波で思いっきりアピールし、見事世間の疑惑を笑いのネタに昇華させたベン・アフレック。こういうシーンって、日本ではあまり見られないような気がして、私は終始圧倒されるばかりでした。
最後には、
So, as you can see, we will be fine. It’s — (the) exact same conversation used to happen between me and Matt Damon all the time.(4:15)
(というわけで、ご覧のように、私たちは問題ありません。ちなみに、これは僕とマット・デイモンがかつてずっとしていた会話と全く同じでもあります。)
というオチまでつけて、ちゃっかり親友マット・デイモン(Matt Damon)とのラブラブっぷりもアピール。
ベン・アフレックさん、これからもジェニファー・ガーナーさん、そしてマット・デイモンさんと末長くお幸せに。