日本人妻あるある!?『日本人妻を持つ外国人夫族の悩み』
先日、私が留学時にお世話になったプログラムの企画で、留学してそのまま現地に残っている日本人を集めたランチ会が催されたので、興味を持って行ってきました。
この集まりは昨年夏に初めて開催されたのですが、その時はなんと50人以上参加。20年以上歴史のあるプラグラムとはいえ、そんなにたくさんの人がそのまま現地に残って生活しているというのは驚きでした。男女比は9:1で女性の方が圧倒的に多く、国際結婚の人が多数。私のように帰国せずそのまま残っている人もいれば、いったん帰国して留学や仕事の関係などでまた戻ってきた人、遠距離恋愛を実らせて結婚して戻ってきた人も結構いました。
先日のランチ会は参加費がやや高かったこともあってか、参加者は一気に減って10人強やったんですけど、その分ゆっくり話せて終始和気あいあい。中でも、ある一つの話題でめちゃ盛り上がりました。
それは、『日本人妻を持つ外国人夫族の悩み』という投稿。国際結婚話で盛り上がっていた時に「そういえば Facebook ですごいおもろい投稿回ってきませんでした?」という話になり、内容を見せてもらってえらい爆笑しました。
日本人妻を持つ外国人夫族の悩み | たちまゆのケセラセラな毎日・・・(2009年9月)
めちゃくちゃたくさん項目があるので、私が特に「うちんとこもや!」と爆笑したものをピックアップしてみます。
- 食卓に妙なおかずが並ぶ。(納豆、あじのたたき、大根やきんぴらごぼう等)
- 言葉できちんと説明して欲しいと言うと、疲れると言われる。(以心伝心って何?)
- 毎日、おかずが醤油味ばかり。(違うメニューだと言うが、基本的に全て醤油味じゃないか)
- ジョークを言ったつもりなのに、真に受けたらしく、ものすごく嫌な顔をされた
- タオルの使い用途にこだわりがありすぎる
- お腹は冷えると痛くなると本気で信じて、真夏でもお腹にタオルケットをかけて寝る彼女
- 里帰りで一ヶ月も一人ぼっち(楽しいのは最初の3日だけ)
- 時々、日本に帰りたいと騒ぎ出す
- 日本語の意味を尋ねると、「英語では説明出来ない」とは・・・どういう事?
- なんとなく、家族より実家が大事そうな気がするのは、気のせいか・・・。
- こっちの国や文化、習慣には文句を言うくせに、日本を少しでも批判をすると、なぜムキになって反論するのか?
- ポテトが主食だということを理解しない
- バスタオル、バスローブを何回も週に何回も洗おうとする。僕はちょっと柔らなくなったタオルの方が好きなのに。
- 日本から わざわざ バスタオルを買って帰る。吸収率が違うだとー?!
新婚当時、日本の家庭料理をいろいろ作って出していたら、ジェガーさんがよう不審な眼差しで食卓見てました!ジェガーさんの頭の中では「日本料理=スシ」やったそうで、スシ以外のものが出てくると「これ何!?」となるそうです。お好み焼き作っても「これ、中に何入ってるん!?」うどん作っても「なんかこの麺めっちゃ太ない!?」そば作っても「この麺、色おかしくない!?」など、いろいろ言われました。日本に一緒に行ってから、このようなカルチャーショックはだいぶ収まったみたいですが、今でも時々警戒しているように見えることがあるので、日本の家庭料理が「妙」に見えるという悩みはたぶんジェガーさんにもあると思います。
これ、言ったことあります・・・特にけんか中。今では「言葉で説明する」感覚が染みついてしまって、逆に日本の家族とけんかになったりします(言わんでいいことも言ってしまう)。
これはランチ会で「うちの家や!」と言っていた人多数でした。ジェガーさんの場合はおそらく「毎日、主食が米ばかり。(違うメニューだと言うが、基本的に全て米じゃないか)」になると思われます。一度「毎日米食べて飽きたりせぇへんの?」と言われてびっくりしたことがありました。
これ、わが家のけんかの原因の N0.1 だったので、驚きました。私も関西の血が流れてますから、ある程度ジョークに対する耐性は備わっているつもりですが、英語の場合、時々ジョークやとわからないことがあるんです。ほんで私が怒り、ジェガーさんが「今のジョークやったのに!」となり、「そんなんジョークちゃうわー!」とけんかに発展するパターンが多いです。
私はこれってわが家だけの問題だと思っていたので、「うちんとこだけとちゃうんや〜!」とちょっと安心。周りにも何人か「うちんとこだけやと思ってたー!」という方がいたので、皆人知れず悩んではったのかもしれません。
これはジェガーさんに言ったら「この家だけかと思ってたー!」と言ってはりました。たとえばわが家は、テーブルの上を拭くタオルと床を拭くタオルは違うんですが、ジェガーさんは何かこぼしたらとりあえずタオルを持ってくるので「それ床拭くタオルちゃうやん!」となり、バスタオルを持ってきた時は体を張って阻止してます。他の人も「あーこれうちもうちも!」と言ってはったんですけど、これって日本人特有なんでしょうか?
私は今の時期、はら巻きを巻いてお腹をあっためてますが、ジェガーさんにとってはやはり不思議で仕方ないようです。
私も昨年1ヶ月単身で帰省したので、ジェガーさん「やっぱりみんな奥さん1ヶ月とか普通に帰りはるんや〜」としみじみ言ってはりました。
新婚当初は特によう騒いでました。今でもたまに騒ぎます。
それは私の場合、英語で説明するのが時々無性に面倒くさくなるということです。
・・・それは気のせいではないかもしれません。
ムキになったことあります・・・そっからジェガーさんとけんかに発展したこともあります・・・
米は毎日食べられますが、ポテトは毎日食べられません。
ジェガーさんも「バスタオルなんて、きれいな体を拭いてんねんから、そんな1回使ったくらいで汚れへんやろ?」と言ってたことあります。
まさに、この間の一時帰国で日本からタオル持ってきました!アメリカのタオルは分厚くてでかくて重いのが扱いにくいと私は思っていたのですが、吸収率も確かに違うかもしれません。
というわけで、共感した項目めっちゃありました。
元記事を見てみると、もともと2009年にアップされた記事のようなんですが、イイネがなんと1万もついてます。どんなけ共感されてんねん!という感じですが、「日本人妻を持つ外国人夫」ということで、旦那さんがどこの国の人でも共通する点はきっと多いのでしょう。生活の細かい部分って意外と話さないので、自分の家の問題は自分たちだけの問題やと思っている人がけっこう多くて、みんな安心したのかもしれません。
私もジェガーさんも「うちんとこだけとちゃうんや〜!」というのを知って大分ほっとしたので、教えてもらえて良かったです。
一つ気になるのは原文。原文があればそちらも読んでみたいと思ってネットで頑張って探してみましたが、見つかりませんでした。元記事自体2009年のものなので、もう残ってないのかもしれません・・・