「find out」とちょっと違う「figure out」の意味とは?

携帯がフリーズした、と困っているジェガーさん。何も言わずに様子を見ていたら、”Oh, I figured it out.” と自己解決していました。

ポイント

“figure out” はこの場合、「(解決法)を見つける」という意味で使われています。

figure out | Macmillan Dictionary

  1. to be able to understand something or to solve a problem
  2. figure someone out to understand what someone is like and why they behave in the way that they do

(1. のように物に使われると「物事を理解する」「問題を解決する」、2. のように人に使われると「その人がどんな人で、どうしてそのように振る舞うのかを理解する」という意味になります!)

以前、『人にも物にも使われる「find out」の意味とは?』という記事で “find out” という表現を紹介しましたが、”find out” は「事実や情報を見つける」という意味なのに対して、”figure out” は「現在わからないものをわかるようになる」というニュアンスがあります。

補足

アメリカで来年発売予定のゲーム『Infamous: Second Son』の予告編でも、主人公が “I got this whole thing figured out.(全部どうしたら良いかわかった)”(1:16)と言っていました。

このゲーム、実は私のいるところが舞台になっています。予告編で彼が暴れる場所は、おもいっきり近所。ジェガーさんはめちゃめちゃ興奮していて、「これ絶対、うちらの住んでるアパートもゲームの中に入ってるで!」と何度も繰り返しています。

なんでも、制作を手がけた『Sucker Punch Productions』は、私のいる州が本拠地。街の再現はお手のものとあって、細かいところまで念入りに再現された舞台セットになっているそうです。

さらに、主人公はスーパーヒーロー。といっても、スーパーパワーを備えた普通の人、という設定で、行動次第でスーパーヒーローにも、ダースベーダーのようにもなってしまうという、自由度の高い展開が用意されています。ジェガーさんが興奮しないわけがありません。予告編には、私のいるところで1990年代に一大ブームを巻き起こしたグランジ・ロック(grunge)の大御所ニルヴァーナNirvana)の曲も使われていて、地元カラーを全面に打ち出したテイストになっています。

ところで、スーパーパワーを手に入れた普通の人が、そのパワーを良いようにも悪いようにも使う物語、と聞くと、私は映画『クロニクルChronicle)』(日本は9月27日公開)を思い出さずにはいられません。

これも、普通の高校生がスーパーパワーを手に入れて、始めは遊び程度に使っていたものの、だんだんエスカレートしていく・・・というストーリー。モキュメンタリー(疑似ドキュメンタリー)の手法で撮影されているのも面白く、私はこの映画がすごく好きでした。

実は映画『クロニクル』の舞台も、私のいるところとなっています。街の中心部にあるスペース・ニードル(Space Needle)というランドマーク・タワーが微妙に SF チックだからか知りませんが、現実を舞台にした SF 作品の舞台に選ばれやすいようです。
Space Needle
先日行ってきたゲームの祭典『PAX Prime 2013』でも、この『Infamous: Second Son』のプロモーションが大々的に行われていました。
13PAX4
そこで、主人公の男の子が着ているジャケットの裏にも記されたマークのピンバッジ(非売品)をもらいましたので、もし欲しい方がいらっしゃったらプレゼントします。メールTwitterFacebook でお知らせください!(先着1名 ※応募があったため、締めきりました!)
Pinny Arcade

(何気に “Pinny Arcade” になっています)