2014年にアメリカで劇場公開された映画で観て良かった作品の一つ『イタリアは呼んでいる』。
イギリスの人気コメディアンのスティーヴ・クーガンさんとロブ・ブライドンさんが、男二人で旅行に行き、ただひたすら美味しいものを食べ歩きながら、ひたすら話し続けるというコンセプトの映画です。
『The Trip』(2010)の続編
本作は2010年の『スティーブとロブのグルメトリップ(字幕版)』の続編で、その時はイギリス各地の一流レストランを回ってはりました。
しょうもない会話もパワーアップ
今回、『イタリアが呼んでいる』ということで、2人が攻めるのはイタリア。北部にあるピエモンテ州を出発し、5泊6日してカプリまで南下していくというコースです。彼らの旅程と、各レストラン詳細は、日本語の公式ページで紹介されています。
『イタリアは呼んでいる』公式サイト 5月1日(金)Bunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー!
相変わらずの美味しそうな料理と、相変わらずのしょうもない会話の組み合わせが、今回も本当にツボです。彼らの「しょうもない会話」の大半は “impersonation” で占められるのですが、前作よりその数も増えていて、大笑い。特に以下の『ダークナイト ライジング』(2012)のくだりは、ジェガーさんバカ受けでした。
なにしろ本人たちが本人を演じているので、まるでドキュメンタリー映画のようで、仕事やキャリアの悩みを含めた二人の人間らしさが滲み出ているのもこの映画の好きなところです。
次はぜひ日本で、とびきりの美味しい料理を堪能しながらアホな会話してくれへんかな〜
前編もおすすめです