「伝説の長回しシーン」が話題!インドネシアの格闘アクション映画『ザ・レイド』
世界の映画ファンを震撼させたインドネシア映画『ザ・レイド』(2011)。その「伝説の長回しシーン」を観るべく、私も観賞しました。
『デアデビル』でもオマージュ
そもそも私が「伝説の長回しシーン」について知ったのは、Netflix オリジナルドラマ『デアデビル(Daredevil)』のシーズン1エピソード2の長回しシーンを観たのがきっかけです。
本家は超ハードコア
ところが実際『ザ・レイド』を観始めると、戦争映画かと思うほどの激しい銃撃シーンの連続で、なんとジェガーさんが観るに堪えなくて途中でギブアップ。私も観ていてかなり辛かったので、一緒にギブアップしてしまいました。
その後、ジェガーさんがレビューを改めて読んで再挑戦し、しばらくしてこう言ってきました。
「銃撃シーンが一段落したら、ついに格闘シーンに切り替わったわ」
そこで私もまた一緒に観始めたところ、ストーリーも面白くなってきて、今度は私も最後まで無事攻略。
この映画の凄いところは、倒れた人が何度でも立ち上がるところです。倒す人も、倒れる人も、ふらふらになりながら戦う様子が、これまでのアクション映画にない衝撃を与えています。
アクションのベースはシラット
格闘シーンで繰り広げられるのは、東南アジアの伝統武術シラット(Silat)。
監督のギャレス・エヴァンスさんは、インドネシアのジャカルタで本作の主役となるシラットの達人イコ・ウワイスさんとその師匠ヤヤン・ルヒアンさんに出逢い、一緒に本作を制作。
シラットはそのスピードの速さが特徴の一つで、映画を観ていると、どうやって撮影したのか全く想像できない場面が多々ありますが、実際の撮影でも怪我やトラブルなど多かったみたいです。
Gareth Huw Ewans Interview on The Raid: Redemption Fight Scenes
米国版はサントラが違う
ちなみに、私たちはオリジナル版を英語字幕で観たのですが、米国版はリンキン・パークさんがサウンドトラックを手がけているとのこと。
マイク・シノダ & Joseph Trapanese
価格: 1,528円
米国版も観たくなってきました!