空港で目にした “passport control” の意味とは?
日本に行った帰り、シアトルの空港でいつものように入国審査の列に並ぼうとしたところ、いつもと様子が変わっていました。いや、正確に言えば昨年10月に一時帰国した時から変わっていたのですが、入国審査が電子化されたのです。
改めて機械をよく見ると、”Automated Passport Control” と表記されていました。
“passport control” は「出入国審査(場)」という意味です。
つまり機械には、「自動入国審査(機)」と表記されていたのでした。
日本語にも対応
自動入国審査が受けられるのは、アメリカ市民とカナダ市民、そして永住権所有者のみで、ビザ所有者や観光客は、これまで通り人によって入国審査が行われます。
今までは機内で配られる紙に必要な情報を記入し、入国審査で提出していましたが、自動入国審査はその場で質問に答える仕組みで事前登録も特にいりません。
Automated Passport Control (APC) | U.S. Customs and Border Protection
機械は日本語にも対応していて、最後まで質問に答え終わると、税関に提出するためのレシートが発行されました。このレシートに大きく×印がついていると、改めて通常の入国審査を受ける必要があるのですが、なんと私、出てきたレシートに大きく×印が・・・!
どうやら、航空券とパスポートの名前が一致していなかったようです。×印だからといって入国審査が厳しくなることはなく、和やかに入国できたので良かったです。