「釘を打つ」ではないスラングの「nail」の意味とは?

朝、出社する前にどうしてもブログを完成させたいと思い、集中しまくっていると、ふとジェガーさんが話しかけてきました。

「見てこの動画、めっちゃおもろいねんけど」
「待って、あと10分あればこのブログが書き終わりそうやねん」

その後、大人しく引き下がっていたジェガーさんに「書けた!間に合ったー!」と言うと、”You nailed it!” と一緒に喜んでくれました。

ポイント

“nail” は名詞だと「爪」や「釘」という意味になりますが、「動詞」で使われると「成功する」という意味にもなります。

nail | Longman Dictionary

  1. to fasten something to something else with nails
  2. [informal] to catch someone and prove that they are guilty of a crime or something bad
  3. [informal] if you nail something, you succeed in getting it, after a lot of time or effort

(時間や努力をかけて何かを成し遂げること、という意味なんですね。イメージ的には、釘をうまく打つと良い音が鳴って気持ちが良いように、物事がスパーンとうまく行く感じです!)

つまりジェガーさんは「やったやん!」と喜んでくれたのでした。

補足

映画『ターミネーター:新起動/ジェニシスTerminator Genisys)』(日本は7月10日公開)の特集映像でも、監督が “He sort of kept everybody else in line, because he just nails it every time. He’s got the character so down.(彼に他の役者たちも巻きこまれていました。というのも、彼は毎回一発で決めるんですよね。キャラクターを完全に自分のものにしているんです。)”(1:07)と言っていました。

私は本当は『ターミネーター:新起動/ジェニシス』は観なくても良いかなと思っていて、ジェガーさんに観に行こうと誘われても断っていたのですが、公開日当日に仕事を終えて「今から帰るしー」と電話したところ、「これからみんなで『ターミネーター:新起動/ジェニシス』観に行くから」とジェガーさん。

「みんなって、誰?」
「ジェガーママと、姉と、義理兄と、甥っ子」
「うち以外みんなやん」
「だからみんなって言ったやん」

さすがに自分だけ行かないのはノリが悪すぎるので、そのまま合流して結局私も観てきました。

映画は、欲張っていろいろ詰め込もうとした結果、中途半端に終わってしまった感じでした。設定も脚本も演技もツッコミどころ満載で、映画そのものよりも映画にツッコミを入れる方が面白かったです。

批評家たちの批評も、映画へのツッコミ満載。以下、一部引用します。

Here is the intensely unnecessary back-to-the-beginning-with-a-twist Terminator movie: it’s as if it has gone back in time to murder our memories of the ancestral first film and crush the series’ reputation.

(さて、極度に無意味にひねりを利かしつつ原点に回帰したターミネーター映画の登場だ。まるで時代を遡って、最初の映画に対する私たちの思い出を台無しにし、シリーズの評判をぶち壊したかのような作品である。)

via Terminator: Genisys review – Arnie’s back, in a cynical franchisebot | Film | The Guardian

There is no reward in watching “Terminator: Genisys.” It is a lifeless film with utterly wooden performances, a timeworn story, and generic special effects.

(『ターミネーター:新起動/ジェニシス』を観て得るものはない。こわばりきった演技、使い古されたストーリー、そしてよくある視覚効果で出来た、活力のない映画である。)

via ‘Terminator: Genisys’ review: Futuristic quibbles and squabbles – Houston Movie | Examiner.com

I wished I wasn’t the I sent from the present to make sense of impenetrable nonsense.

(理解不能なナンセンスを理解するためならここにいなければ良かったと思った。)

via ‘Terminator Genisys’ Review: Nonsense and Insensibility – WSJ

And now Mr. Schwarzenegger, 67, is, yes, back, because while the series thrill is lamentably long gone, franchises now apparently last forever.

(御年67歳のシュワルツェネッガー氏は、確かに戻ってきたが、シリーズのわくわくした興奮は嘆かわしくもすっかりなくなっており、ただフランチャイズだけが永遠に残り続けているようだ。)

via Review: In ‘Terminator Genisys,’ Ageless Cyborgs and a Deathless Franchise – The New York Times

最後のニューヨーク・タイムズ紙(@nytimes)のレビューを読むと、なんだか映画そのものが人間らしさを失ってターミネーター化しつつあるようにすら思えます。それが制作側の意図だったとしたら、あっぱれ。

ちなみに私が今回の映画で唯一良いなと思ったのは、T-1000 でした。

演じているのは、韓国の俳優イ・ビョンホン(Lee Byung-hun)さん。名前は知っていましたが、この人だったんですね。

ターミネーター2(Terminator 2: Judgment Day)』(1991)の T-1000 とも良い勝負です!