何度観ても飽きない最狂の映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
ジェガーさんの退院直後に、この夏最も楽しみにしていた映画を観てきました。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』です。
観た後はとにかく興奮が収まらず、映画館にすでにもう1回観に行ってしまいました。ジョージ・ミラー監督、60歳後半にしてこのパンク具合、ヤバすぎます!
シリーズ4作目
私は『マッドマックス』シリーズを観るのは今回が初めてだったので、帰宅するやいなや、Amazon インスタント・ビデオで速攻『マッドマックス』(1979)をポチッ。
ジェガーさんと「メル・ギブソン若っ!」と言いながら観賞したのですが、観ていて私はあることに気がつきました。
「あれ・・・?ギャングのボス、怒りのデス・ロードのボスと一緒!?」
ヒュー・キース・バーンさん、まさに不死身のジョーです!
1作目を観た後は、迷わず2作目『マッドマックス2』(1981)もポチッ。
『マッドマックス2 (字幕版)』はカーチェイスがメインで、世界観やスタイルが最新作に最も近いです。
3作目の『マッドマックス/サンダードーム』(1985)も観て、その後最新作をもう一度観に行きましたが、個人的には 4>2>1>3 という順番で好きかもしれません。
最高のカーチェイス映画
一通り観て思ったのは、『マッドマックス』はやっぱりカーチェイスが最高だということ。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』なんて、全編の90%くらいカーチェイスなんじゃないでしょうか。カーチェイスでロードムービーを作ったら『マッドマックス 怒りのデス・ロード』になった感じです。
『マッドマックス』の特殊な世界観に欠かせないパンクな乗り物も、最新作では数がめちゃくちゃ増えています。以下の映像によると、全部で130台用意したそう。個人的には、暴走族感あふれる楽器部隊と、左右に揺れまくるポール部隊が特にお気に入りです。
また、制作陣の本気に応えるように、俳優陣も相当本気出してます。マックスを演じたトム・ハーディーさん、フュリオサを演じたシャーリーズ・セロンさんはもちろん、個人的には白塗りのワーボーイ(war boy)を演じたニコラス・ホルトさんのピュアな狂気ぶりにも魅了されました。
必要最小限のストーリーと、メリハリの利いた編集が、映画をさらにパンクに仕上げていて、もう語りだすとキリがありません。
ああ、3回目も映画館で観たい・・・!
ちなみに1回目はジェガーパパと3人で観に行って、2回目はジェガーママ、ジェガーさんのお姉さん、甥っ子と5人で観に行ったのですが、女性陣には意外と不評でした。
一応私も女性ですが、感覚はかなり男性寄りかもしれません。
その後、モノクロ版の『マッドマックス 怒りのデス・ロード<ブラック&クローム>エディション』も映画館で観ることができました!