映画『アナと雪の女王』の設定を覆した名曲『Let It Go』
先日、ついに観た映画『アナと雪の女王』。
日本でも大ブームになった作品なので、今更ストーリーを書くまでもありませんが、もともとはアンデルセン童話の『雪の女王』が元になっています。
しかし、『アナと雪の女王』のストーリーは、原作とは大きく異なっています。
ストーリーそのものを変えた曲
今回、ディズニー映画として製作される上でも、「雪の女王」は “悪役” となる予定だったみたいですが、その設定を大幅に変えるきっかけとなったのが、例の曲でした。
下の映像によると、『Let It Go』を作曲した2人は、当初はストーリーに従って悪役にふさわしい曲を作ろうと思っていたそうです。
でも、最初に生まれた曲の出だしのメロディを聴くうちに、”Let it go” というサビ(hook)を思いつき、エルサが自分自身の束縛から解放される歌が完成。それは、ストーリーを大幅に書き換えさせるほどのインパクトでした。
日本語訳に込められた思い
映画の中でもこの歌はかなりの存在感を発揮していて、映画だけでなく曲そのものも世界中で大ヒット。日本語訳のクオリティの高さも話題になりました。
劇中の全ての歌の翻訳を手掛けた高橋 知伽江(たかはし ちかえ)さんは、以下のように語っています。
この『Let It Go』には25カ国の翻訳歌詞をつなげた多言語バージョンの映像もあるのですが、日本語はばっちりサビ部分で「ありの〜ままの〜」が使われていました。
ちなみに、歌とは関係ないですが、各国とも歌っている人が美人揃いでびっくりです。天はニ物を与えすぎです!