授賞式でよく耳にする「go to」の意味とは?

先週日曜は、第87回アカデミー賞(87th Academy Awards)授賞式でした。

私は昨年に引き続いて今年も日本にいたため、生放送は観られなかったのですが、帰国まで一切の情報を断ち切り、帰国するやいなやジェガーさんと観賞。ジェガーさんも昨年同様、私が帰国するまで一切の情報を断ち切っていたそうで、一緒に授賞式を楽しめました。

その授賞式で、発表の度にプレゼンターが “And the Oscar goes to…” と言っていたのが気になりました。以下のハイライト動画でも、何度も観られます。

ポイント

アカデミー賞に限らず、賞の発表では “go to” がよく使われます。この場合の “go to” は、”is given to” に置き換えられます。

go to | Macmillan Dictionary

  1. to start doing a particular activity or being in a particular state
  2. to be given to someone or something

(例文は “Our thanks go to everyone who helped make this celebration a success.(この祝賀を成功に導いてくださった皆様方に感謝の気持ちを贈ります)” となっていました!)

つまりプレゼンターたちは「ではアカデミー賞が贈られるのは・・・」と言って発表していたんですね!

補足

というわけで今年のアカデミー賞、とにかく素晴らしいスピーチが目立ちました。

中でも話題になったのは、映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密The Immitation Game)』(3月13日日本公開予定)で脚色賞( Best Adapted Screenplay)を受賞したグラハム・ムーア(@mrgrahammoore)さん。

When I was 16 years old, I tried to kill myself because I felt weird and I felt different and I felt like I did not belong. And now I’m standing here and, so, I would like for this moment to be for that kid out there who feels like she’s weird or she’s different or she doesn’t fit in anywhere. Yes, you do. I promise you do. You do. Stay weird. Stay different. And then when it’s your turn and you are standing on this stage, please pass the same message to the next person who comes along.

via Onstage Speech Transcript: Writing (Adapted Screenplay) | Oscars.org | Academy of Motion Picture Arts and Sciences

「16歳の時、私は自殺を図りました。しかし、そんな私が今ここに立っています。私はこの場を、自分の居場所がないと感じている子供たちのために捧げたい。あなたには居場所があります。どうかそのまま、変わったままで、他の人と違うままでいてください。そしていつかあなたがこの場所に立った時に、同じメッセージを伝えてあげてください」

via アカデミー賞で最も感動的だったスピーチ「人と違ったままであれ」

グラハム・ムーアさんは1981年生まれ、現在33〜34歳です。私は彼のスピーチを聴いて、グラハム・ムーアさんが映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』で伝えたかったのも、このことだったのではないかと感じました。

一方、個人的に今年のアカデミー賞最大のサプライズだったのは、主演男優賞。

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)〔Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance)〕』(日本は2015年春公開予定)のマイケル・キートン(@michaelkeaton)さんが有力視されていた中、受賞を手にしたのは、映画『博士と彼女のセオリー(The Theory of Everything)』(日本では2015年3月公開予定)で物理学者スティーヴン・ホーキング(Stephen Hawking)博士を演じたエディ・レッドメイン(Eddie Redmayne)さん。本人も全く予想していなかったのか、相当歓喜してはります。

一方、マイケル・キートンさんは、用意していたと思われるスピーチ原稿をそっと上着にしまう姿が目撃され、話題になりました。もう切なすぎて泣けます。

パフォーマンスでは、奇をてらわないことで逆に奇をてらったレディ・ガガ(@ladygaga)さんによる映画『サウンド・オブ・ミュージック(Sound of Music)』制作50周年記念メドレーと、その後のジュリー・アンドリュース(Julie Andrews)さんの登場に感動。

歌曲賞(Best Original Song)を受賞した映画『Selma』(日本6月公開予定)の主題歌『Glory』のパフォーマンスも最高でした。『Selma』でキング牧師を演じたデヴィッド・オイェロウォ(David Oyelowo)さんや、クリス・パイン(Chris Pine)さんも号泣。

司会は、私個人はニール・パトリック・ハリス(@actuallynph)さんよりも昨年のエレン・デジェネレス(@theellenshow)さんの方がやりたい放題やっていて楽しみましたが、手品の得意なニールさんの「アカデミー賞予想ネタ」は面白かったです。

全受賞者は、以下の通り:

来年のアカデミー賞が早くも楽しみなので、今年度もたくさん映画を観たいと思います!

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