カジュアルに使われる「fella」の意味とは?

今週、ついに映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒Star Wars: The Force Awakens)』が公開されましたね。アメリカも、さすが本場なだけあって大盛り上がりです。ジェガーさんが公開日翌日に Facebook をチェックしながら「うわ、○○も○○もスターウォーズ初日に観に行ってるー!」と興奮しているので、横から覗いてみると、ジェガーさんの友達が満面の笑みで写真に映っていました。

「めっちゃ興奮してはんなー!」と言うと、ジェガーさんも「興奮しすぎて酔っ払ってるみたいやな(笑)」

するとその写真のコメントにも、”Looks like those fellas are drunk.” と誰かが書き込んでいるのが見えました。

ポイント

“fella” は “fellow” のスラングです。

fella | Cambridge Dictionaries (American English)

fella: (​spelled the way it is often ​spoken) ​fellow

(基本的に女性に対しては使われません。)

つまりコメントには「みんな酔っ払ってるみたいやな」と書かれていたのでした。まさにジェガーさんが言ったことと同じです。

補足

先月ジェガーさんと行ったシアトル美術館(Seattle Art Museum)の印象派展『Intimate Impressionism from the National Gallery of Art』に関するツイートでも、”fella” が使われていました。

「この子にあなたならどんな名前をつけますか?」と書かれていますが、どんな名前を考えますか?

この犬ではありませんが、会場には別の犬の作品で、面白いタイトルの絵がありました。マネ(Manet)の作品なんですが、なんと『Tama, the Japanese Dog』。絵の左上にも思いっきり “TAMA” と書かれています。

Intimate Impressionism 1

特に絵画の説明はありませんでしたが、バックストーリーがめちゃ気になります。

あと私が気になったのは、以下のルノワール(Renoir)の作品。タイトルは『Madame Monet and Her Son』、つまり、モネ(Monet)の奥さんと息子さんが描かれている作品です。ルノワールさんとモネさんの親交深さが伺えてとても興味深いです。

Intimate Impressionism 2

これらのセレクションを見ると、改めてこの展覧会のタイトルが “Intimate Impressionism(個人的な印象派)” であることについて考えさせられます。公式サイトでは、コンセプトについて以下のように説明されていました。

The insider nature of the exhibition makes it immediately relevant to audiences today: as the artists featured their firsthand experiences, so too do we—and often. Using social media, we share photos of our lunch on Instagram, Facebook check-ins of vacations, group selfies, and more.

(この展覧会に潜む本質は、今の時代の観覧者にすぐ馴染みやすいです。画家たちは直接経験したことを絵の題材にしていますが、私たちも同じことを、より頻繁になっているからです。ソーシャルメディアを駆使して、私たちはランチの写真などをインスタグラムでシェアしたり、休暇のチェックイン先やグループでの自撮り画像などいろいろ Facebook に投稿したりしています。)

via Intimate Impressionism – SAM – Seattle Art Museum

これまで印象派の作品をそんな風に観たことがなかったので、そう言われてみると新鮮です。

美術館で観賞すると、私は何とかしてその絵画の意味を少しでも理解しなければ、とつい観賞に力が入ってしまうのですが、私たちが「この瞬間を残したい」と思うように彼らもやはり「この瞬間を残したい」という気持ちでこの絵を描いたのかなと思うと、前よりも印象派の画家たちに親しみがわいてきました。

モネも、以下のように語っています。

ちなみにこれらの作品は全てナショナル・ギャラリー・オブ・アート(National Gallery of Art)に所蔵されている作品で、現在本家の方は、これらの作品が展示されていた東館を改装工事中とのこと。

その間に作品がこうして全米をツアーしているわけですが、ツアー最終地となるシアトルでも人気が高く、ホリデー期間は開館時間を延長するそうです。ホリデーシーズンに美術館を訪れるのも楽しそうです。