「早寝早起き」は英語で何と言う?
新年が無事に明けましたが、新年といえば、「新年の抱負(New Year’s resolution)」です。
英語で「新年の抱負」は何と聞く?& 何と答える?| ツカウエイゴ
ジェガーさんと私も新年を迎えた後、寝る前にお互い「新年の抱負」を紙に書いてみました。
するとジェガーさんの方が先に書き終わったので、「見せてや」と言って見せてもらったところ、”New Year’s resolutions” なのに “New Year’s Hubbolutions” と書かれています。
「”hubbolutions” ってなんやねん」とつっこむと、「”hubby(夫)” と “resolutions” をかけてみた」とのこと。
内容に目を通すと、2. の “early to bed, early to rise” が気になりました。
ポイント
“early to bed, early to rise” は「早寝早起き」という意味です。
ベンジャミン・フランクリンが『プーア・リチャードの暦(Poor Richard’s Almanack)』という本で書いた、”早寝早起きは人を健康で金持ちに、そして賢くする(early to bed and early to rise makes a man healthy, wealthy, and wise)” という言葉から来ているそうです。
early to bed, early to rise (makes a man healthy, wealthy, and wise): Prudent habits pay off, as in With final exams coming, you’d best remember, early to bed and early to rise. This ancient rhyming proverb, so familiar that it is often abbreviated as in the example, was long ascribed to Benjamin Franklin, who quoted it in this form in Poor Richard’s Almanack. However, slightly different versions existed in English in the mid-1400s and in Latin even earlier.
(実際には15世紀半ばに英語で、それ以前にもラテン語で少し違う言い方が存在していたそうですが、今ではもっぱらベンジャミン・フランクリンの言葉として、この言い回しが知られています。日本語にもそういえば、「早起きは三文の徳」という言葉がありますね!)
つまりジェガーさんは、
- 毎日瞑想する
- 早寝早起きする
- 集中する
- 余計なことを言わない
と書いていたのでした。
“keep one’s big mouth shut” は「余計なことをぺらぺらと喋る」という意味です。
big mouth: used as a criticism of someone when they say things that they should not
補足
というわけで、私も書いてみました。”hubbolutions” に対抗して、私は “chibi” と “resolutions” をかけ、chibolutions” と書いてみました。
1. は、腹八分目です。年末に家に遊びに来ていた友人の妹が腹八分を徹底していて感心したので、私も真似することにしました。コツは、水を飲みながら、ゆっくり食べることだそうです。私は食べるのが早くて、腹何分目かわかる前に完食してしまうことが多いので、この2つを意識しながら食事をしようと思います。
2. は、ジェガーさんの真似です。昨年秋に体調を崩してから、少しずつ生活を朝型にしているのですが、「明日は早く起きるで!」というやる気だけではやっぱりうまくいかない時もあります。今年は朝型を維持できるように、ジェガーさんと相談して生活の仕組みを変えることにしました。具体的には、2人とも夜11時までに寝て7時間寝ると最もパフォーマンスが良いことがこの数ヶ月でわかったので、11時には確実に眠りにつけるよう逆算して一日の予定を組むことにしました。
3. は、体を大事にすること。忙しい時、私はどうしても運動を後回しにしてしまって、昨年後半は特に運動がおろそかになっていました。無理して体調を崩さないためにも、今年は生活における運動の優先順位を上げてしっかり体力をつけることにします。それから、私はストレスがたまるとすぐ肌トラブルが起きるので、ストレスのケアもしっかりしないといけません。ストレスがたまると今までは食べ過ぎたりもしていましたが、1. を守るためにも、運動やお風呂や睡眠の時間を大切にして、食事以外でストレスを発散するようにしたいと思います。
4. は、ジェガーさんを許すことです。ジェガーさんとけんかをすると、たいていむすっとする私。ジェガーさんが謝ってきても、つい「ごめんって言ったら済むと思ってるやろ」と思ってしまうのですが、ジェガーさんが素直に謝ってきてくれた時は私も素直に許すことにしました。
実は、ジェガーさんの「4. 余計なことを言わない」と、私の「 4. ジェガーさんを許す」は、1月2日に付け加えられたものです。
新年早々ジェガーさんが余計なことを言って私がむすっと怒り、「冗談のつもりやってんけど」と言われて「そんなん冗談ちゃうわ!」とふてくされるという、『日本人妻あるある!?『日本人妻を持つ外国人夫族の悩み』』の「ジョークを言ったつもりなのに、真に受けたらしく、ものすごく嫌な顔をされた」のパターンです。
4. ジョークを言ったつもりなのに、真に受けたらしく、ものすごく嫌な顔をされた
これ、わが家のけんかの原因の N0.1 だったので、驚きました。私も関西の血が流れてますから、ある程度ジョークに対する耐性は備わっているつもりですが、英語の場合、時々ジョークやとわからないことがあるんです。ほんで私が怒り、ジェガーさんが「今のジョークやったのに!」となり、「そんなんジョークちゃうわー!」とけんかに発展するパターンが多いです。
「もうほんま、そんなわかりにくい冗談やめて!」
「ごめん。でもそっちだって、こっちが謝った時は素直に許してくれてもいいやん」
私が黙り込んでいると、ふとすたすたとメモの貼ってある台所に向かうジェガーさん。何してんねん、と思いながらじっと横目で見ていると、新年の抱負に「4. 余計なことを言わない」と書き加えています。
それを見た瞬間、私爆笑。
さっそく私も横に並んで、私の新年の抱負に「4. 夫を許す」と追加しました。ジェガーさんも爆笑して、「なんて素晴らしい抱負なんや!」と大喜び。
その後、ジェガーさんが「うっかり」私の髪を触って私の髪型が崩れた時に「おっ、おっ」と言ってメモを指し、私が「許しましょう」と言うと「素晴らしい!」
ジェガーさんが出したものを元に戻さずほったらかしにして「何回も言ってるのに!」と私が吠えた時も、「ごめんごめん」と言いながらメモを指し、私が「次からほんまに気をつけてくれるんやったら、許しましょう」と言うと「素晴らしい!」
あとは、紙に書いたことが3日坊主にならないように、お互い早く新しい生活のリズムに慣れたいと思います。