プラスの感情にもマイナスの感情にも使われる “dude” の意味とは?

ジェガーさんとバーガー屋さんでバーガーを注文して待っていたら、注文したものと違うバーガーが出てきました。

Daft Punk

そこで、店員さんをつかまえて伝えると、店員の兄ちゃんが “Dude, I made a mistake.” と言いました。

ポイント

dude [interjection] | Dictionary.com

dude: an expression of shock, approval, sympathy, or other strong feeling

(ショック、容認、同情など、プラスの感情にもマイナスの感情にも使われます!)

つまり、店員の兄ちゃんは自分の間違いにショックを受けて “dude” と言っていたのでした。

補足

先日行われた第56回グラミー賞(Grammy Awards)では、最優秀ポップ・デュオ / グループ・パフォーマンス賞(Best Pop Duo / Group Performance)の受賞スピーチで、ダフト・パンク(Daft Punk)とともにステージに上がったファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams @Pharrell)さんが “Dude.” と言葉を漏らしていました。この場合は、感極まった “dude”(1:58)となっています。

というわけで、見事主要2部門を含む5部門で受賞を果たしたフランス出身のポップ・デュオ、ダフト・パンク。


私はダフト・パンクの曲はあまり聴いたことがないのですが、最優秀レコード賞(Reord Of The Year)を受賞した『ゲット・ラッキー(Get Lucky)』はもちろん知っています。

この『ゲット・ラッキー』ですが、グラミー賞では、なんとダフト・パンクとスティービー・ワンダー(Stevie Wonder)など豪華アーティストの夢の共演が実現!

このパフォーマンスの “凄さ” については、以下の記事で詳しく語られています。

一方、最優秀アルバム賞の受賞スピーチでは、ダフト・パンクとコラボレートしたポール・ウィリアムス(Paul Williams)さんが、マックルモア&ライアン・ルイス(Macklemore & Ryan Lewis)の『Same Love』のパフォーマンスに賛辞を送っていました。

マックルモア & ライアン・ルイスは昨年ヒット曲を次々に飛ばして大ブレイクしたヒップホップ・デュオ。私のいるこの地出身で、昨年は地元でもゲリラライブをしてめっちゃ話題になっていました。昨年大ヒットした曲の一つ『Can’t Hold Us』の PV にも、最後の方にこの街のダウンタウンが映っています。

『Same Love』という曲は、同性婚を支持する曲で、グラミー賞のパフォーマンスでは、33組の同性カップルを含む新郎新婦が結婚式を挙げました。

私のいる州では2012年末に同性婚が合法化したのですが、それにインスパイアされて作られた曲だそうです。

もう一つ、心があたたかくなったパフォーマンスと言えば、ビヨンセ(Beyoncé)& ジェイ・Z(Jay-Z)夫妻のパフォーマンスもそうでした。ジェイ・Z さんがビヨンセさんの手を取って歩く場面が特にきゅんでした。

さらに、元ザ・ビートルズのポール・マッカートニー(Paul McCartney)とリンゴ・スター(Ringo Starr)も共演。今年はザ・ビートルズが『エド・サリバン・ショー(The Ed Sullivan Show)』に初出演し、事実上のアメリカ・デビューを果たしてから50周年でもあったそうです。

私はグラミー賞自体はタイミングが合わなくて生放送が観られなかったのですが、これだけ豪華な演出が連続したら、もう音楽ファンにはたまらなかったんじゃないでしょうか。

会場の映像を観ていても、若手アーティストも大御所アーティストもみんな本当ノリノリで、心から音楽を愛しているのが表情からあふれんばかりに伝わってきました。


あ〜生放送観たかったです!!