ウェス・アンダーソンもスタンリー・キューブリックも!独特のカメラセンスを持った監督4人

今週、『映画『グランド・ブダペスト・ホテル』で耳にした「flirt」の意味とは?』という記事で、ウェス・アンダーソン(Wes Anderson)監督最新作『グランド・ブダペスト・ホテルThe Grand Budapest Hotel)』(日本は6月6日公開予定)について書きましたが、アンダーソン監督はすごく独自のセンスをもった監督です。

One-Point Perspective

その一つが、撮り方。こんなビデオを発見しました。

見事に左右対称です。言われてみれば、確かにそうです。

このビデオを制作した人は、もう一つ発見してはりました。

先ほどは左右対称でしたが、今度は上から撮影した構図。これも、言われてみれば確かに多いです。ウェス・アンダーソン監督作品のあの独特の世界観は、こんなところにも表れていたんですね〜

しかもこの方、他にも発見してはりました。たとえば、クエンティン・タランティーノ(Quentin Tarantino)監督。

タランティーノ監督も、言われてみれば下から撮影した構図が多いです。

そして、スタンリー・キューブリック(Stanley Kubrick)監督も、一点透視図法(one-point perspective)を多用。

果たしてこれらは、監督の癖なのか、好みなのか、それとも狙いなのか・・・

きっとたぶん、どれもあるのでしょう。

最後に、この方は小津安二郎監督バージョンも制作されていました。

うーん、お見事です!

※アイキャッチ画像:By Dave Pape [CC-BY-2.0], via resumbrae.com