本の最初に書かれていた「dedicate」の意味とは?

ジェガーさんは図書館が好きで、よく本を借りてきます。先日も家に帰ると、ジェガーさんが図書館から借りてきた本が机の上に積まれていました。その中で私が気になったのが以下の本。


Hitchcock 1

思わずパラパラとめくっていると、ジェガーさんがやってきて以下のページを見せてくれました。

Hitchcock 2

Alfred Hitchcock made 53 films and one daughter. I dedicate this book to Patricia Hitchcock O’Connell.

ポイント

“dedicate” は「捧げる」という意味です。日常生活ではもちろん、公式の場でのスピーチなどでもよく使われます。

dedicate | Longman Dictionary

  1. to give all your attention and effort to one particular thing
  2. to say at the beginning of a book or film, or before a piece of music, that it has been written, made, or performed for someone that you love or respect
  3. to state in an official ceremony that a building will be given someone’s name in order to show respect for them
  4. to use a place, time, money etc only for a particular purpose

(本や映画や曲の始めに使われると、その作品が愛しい人や尊敬する人に向けて作られたもの、あるいは演奏されるものであることを示すんですね!)

つまり本には、「アルフレッド・ヒッチコックは53本の映画と一人の娘をこの世に生み出した。この本はパトリシア・ヒッチコック・オドネルに捧げる」と書かれていたのでした。

補足

この本の著者は、フランスを代表する映画監督の一人、フランソワ・トリュフォー(François Truffaut)さん。フランソワ・トリュフォーさんと言えば、『大人は判ってくれない(The 400 Blows)』(1959)などが代表作に挙げられます。

このフランソワ・トリュフォーさんが1962年にヒッチコックさんにインタビューした内容をまとめた本が、1967年発売の『Hitchcock by Truffaut: A Definitive Study of Alfred Hitchcock』。

ジェガーさんが借りてきた本はその改訂版で、日本では『定本 映画術 ヒッチコック・トリュフォー』という題で発売されています。

トリュフォーさんがヒッチコックさんに行ったインタビューは計50時間にも及んだそうですが、現在残っているのは26時間分。そのうち約12時間分はフランスのラジオ局で25回シリーズに分けて放映されていて、以下のページでも視聴することができます。

また、ハイライトは Soundcloud でも視聴可能です。

さらに、このインタビューを元にしたドキュメンタリー映画『Hitchcock/Truffaut』もちょうど今年のカンヌ映画祭で上映されたばかり。

12月に一般公開されるみたいなので、こちらも気になるところです。

とりあえず本がめちゃ分厚いので、私は映画から入りたいと思います。