アメリカで出産・産後ドゥーラを体験

先月末に無事アメリカでジェガー Jr. を出産した私ですが、その時にとても大きな助けになったのが、ドゥーラのサポートでした。

 

ドゥーラとは?

 

ドゥーラとは、産前産後ケアの専門家のことです。

「ドゥーラ」の語源は、ギリシャ語で「他の女性を支援する、経験豊かな女性」という意味です。
アメリカでは、助産師という職業が一時ひどく衰退した経緯があり、出産前後の女性を支援する専門家「ドゥーラ」がひとつの職業として確立され、多くの方が活躍しています。諸外国のドゥーラには妊産婦を支援する「出産ドゥーラ」と、産後女性を支援する「産後ドゥーラ」のふたつの役割が存在します。
産後ドゥーラってなに | 一般社団法人ドゥーラ協会

私はもともと「ドゥーラ」という言葉自体、妊娠するまで聞いたこともなかったのですが、ジェガーさんと一緒に受けたマタニティ・クラスで知り、ジェガーさんの勧めで申し込むことにしてみました。

 

日本人ドゥーラ発見!

 

病院を通じて申し込むと、さっそく数名のドゥーラを紹介してもらったので、それぞれのプロフィールなどを吟味し、そのうちの一人と面接。ところが、その人はどうもビジネスライクな雰囲気があって、私はあまり好きになれませんでした。

予定日がかなり迫っていたので、あまり選り好みできる状況でもなかったのですが、私が安心して頼れる人でないと、ということで再びドゥーラ探し。するとジェガーさんがなんと、日本人のドゥーラを発見!まさか日本人ドゥーラがいると思っていなかった私、びっくりです。

お会いしたドゥーラの中島香揚子さんは、ドゥーラについて何も知らなかった私たちのさまざまな疑問にとにかく丁寧に答えてくださって、初対面からすぐに安心できました。

 

出産ドゥーラがしてくれたこと

 

出産ドゥーラの目的は、お産に対する妊婦や家族の不安を和らげ、お産をスムーズに進めること。そのため、まずは出産予定日に向けて何度か顔を合わせ、信頼関係を築いていきます。

私の場合は、申し込みが予定日の約1ヶ月前で、かなり直前だったため、「予定日に出産予定の人がもう一人いる」と最初に言われてしまいました。万が一出産日がその人と重なった場合は、そちらの方が優先になるため、最初のミーティングではアメリカ人の代理ドゥーラとも面会しました。

ミーティングでは、お産に向けての流れをおさらいしながらさまざまな心配について話し合い、不安を取り除いていきます。

出産準備1:お産準備の資料を提供します。陣痛、分娩の流れ、バースプラン作成のアイデア、陣痛に対する環境作りのアイデア(音楽、アロマ、マッサージ、ポジション、イメージ、呼吸法など)、赤ちゃんをお産に最適な位置にするための運動、アメリカ病院出産の一般的な流れの説明。TENS Unit、Peanuts Ball、Rebozo、アキュプレッシャー(陣痛促進、緩和のつぼ押し)、エッセンシャルオイルなどの説明。

出産準備2:母親の不安を改善できるようお話をします。陣痛を促進させるため、和らげるためのアイデアのおさらい、呼吸法、ポジションなどパートナーさんと一緒に練習をして準備します。
出産ドゥーラ - Nadeshiko Doula

そうこうするうちに、予定日が同じだった人が予定日よりも早く出産を迎え、私も中島さんに付き添っていただけることが確実に。

私は出産予定日まで仕事を続けていたのですが、予定日を過ぎてもなかなか生まれず、中島さんに出産を促すツボを押してもらったりもしていました。もともとおおらかな性格で、妊娠中特にストレスが溜まることはなかったのですが、予定日を過ぎると周囲からの「まだ産まれないの?」というような声をプレッシャーに感じて「このまま自然に産まれなかったらどうしよう・・・」とけっこう悩んだので、そういう時に中島さんのサポートがあったのは大きかったです。

中島さんにお会いするまでは正直、「出産時はジェガーさんが立ち会ってくれるから、特にそれ以上のサポートは必要ないやろう」と思っていた私。でも、アメリカで出産となると、日本から母親に来てもらって産前産後のサポートをしてもらう人も多いです。

私の場合は母親が来る予定がなかったので、中島さんは母親代わりのようにも思えました。ドゥーラは決して安い値段ではありませんが、格安航空券で母親を呼び寄せると思えば、納得できます。

実際、私は陣痛が昼に始まり、夜をまたいで翌朝早朝に出産となったのですが、病院に中島さんが現れただけで緊張がほぐれ、安心することができました。

とはいえ、中島さんはやはり、プロ。私は病院のベッドで陣痛を和らげるマッサージなどをしてもらったのですが、ナースよりもずっと上手で、辛い陣痛を乗り越えやすかったです。「マッサージお願いします!」と何度頼んだかわかりません。中島さんがつきっきりでサポートしてくださったおかげで、ジェガーさんも途中仮眠を取って休むことができました。

そして出産後、何より嬉しかったのは、中島さんが届けてくださったお赤飯!

ご予約いただきましたご家族には、赤ちゃん誕生後お祝いのお赤飯をお届けさせていただいています。
出産ドゥーラ - Nadeshiko Doula

嬉しすぎて、一口ひとくち噛みしめるようにいただきました。アメリカで出産直後にこんな美味しいお赤飯が食べられるなんて最高です。産後すぐに母乳が出たのも、このお赤飯のおかげかもしれません。

 

産後ドゥーラがしてくれたこと

 

現在は産後デューラのサポートに切り替わり、今のところ週1回ペースで家に来ていただいています。当初は掃除や洗濯などの家事をお願いしようかと思っていましたが、お赤飯を食べている時に「日本人ドゥーラの最大のメリットはやはり、日本食を作ってもらえることなんじゃないか」と思い、主に料理をお願いすることにしました。

すると中島さん、事前に食材を用意しておかなくても、毎回冷蔵庫にあるものでささっと数品作ってくださって、ありがたいことこの上なし!しかも作ってくださっている間に私の子育ての質問に何でも答えてくださって、仮眠もさせてもらえて、めちゃくちゃ助かります。

おかげさまで、アメリカで出産しても、毎日おいしい日本食が味わえています。私にとって、おいしいご飯が食べられることは、何よりも大きなストレス解消。

来月初めからは1ヶ月半ほど実家に帰省する予定ですが、日本でも子育ての合間においしいものを食べまくりたいです。

 

アメリカで出産1ヶ月後に日本に帰国しました!

 

アメリカで出産1ヶ月後に子連れで一時帰国する方法

 
 
 
 
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