会話でよく使われる「ピースサインを2回曲げるジェスチャー」の意味とは?

これまでにもブログで何度かジェガーさんの記事を紹介していますが、ジェガーさんは普段はフリーランスのライターで、主にテレビゲーム・ジャーナリズムについて書いています。

したがって、ジェガーさんにとってはテレビゲームをするのも仕事のうち。ただし、私から見ると、仕事をしているのか息抜きをしているのかよくわからないことがしょっちゅうあります。

先日もジェガーさんが “OK, I will do some work now.” と言ったのですが、よく見ると “work” と言っている時にピースサインをしてくいっと2回曲げる仕草をしていました。

ポイント

この “ピースサインを2回曲げるジェスチャー” は、”air quotes” や “finger quotes” と呼ばれています。

air quotes | Cambridge Dictionaries (American English)

air quotes: maginary quotation marks that you make in the air with your fingers, to show that you are using a word or phrase in an unusual way or repeating exactly what someone has said

(誰かが言ったことを引用する時だけでなく、通常とは異なる意味合いで言葉を使う時にも使われます。皮肉の意味がこもることも多いです。)

つまりジェガーさんは「今から “仕事” するわ」と言っていたのでした。つまりこの場合は息抜きをするという意味がこもっています。ややこしいわ。

補足

先週行われた次期米大統領選民主党候補による初の討論会に関するサタデー・ナイト・ライブ(@nbcsnl)のコントでも、このジェスチャーが2回登場していました。

This first question is for “everyone.” (3:23)

(最初のこの質問は「全員」にお願いいたします。)

What’s the deal with emails, anyway? I forgot my password the other day. So they say, ‘We’ll email you a new one.’ But I can’t get into my email to get the password! (6:22)

(っていうかEメールってどうなってんの?この間パスワード忘れたら、「新しいパスワードをメールします」って、いやだからパスワード忘れたからメールが見られないんだよ!)

上記、後半は会話の引用として使われていて、前半は「通常とは違う意味」で使われています。つまり、「全員」とは言いつつも、実際は有力候補者だけに興味がある様子がこのジェスチャーから捉えられます。

ちなみにバーニー・サンダース(@berniesanders)上院議員を演じているのは、『単なる強調ではない!?さまざまな場面で使える強調の「do」の使い方とは?』という記事でもご紹介したラリー・デイビッド(Larry David)さん。以下の映像と比較するだけでも、バーニーさんにそっくりです。

今回のディベート後に実施されたメディア調査によると、ヒラリー・クリントン(@hillaryclinton)前国務長官が民主党支持層の62%の評価を集めており、候補者の中で断トツトップ。しかし、レイチェル・マドー(@maddow)さんによると、討論後 Google
で最も検索された & SNS で最もバズった候補者はバーニー・サンダースさんだったそうで、バーニーさんも勢いを強めてきている様子が伺えます。

さらに、この日の視聴者数は前代未聞の1500万人を突破。これまで最も視聴者数を集めた2008年度大統領選時のオバマさんとヒラリーさんによる民主党候補最終対決の時で1070万人だったので、歴代最高記録となります。

それでも、これまですでに2回行われている共和党候補者の討論会の視聴者数、2400万人 & 2290万人には及んでいませんが、これらの数字を見るだけでも、アメリカ人がいかに次期大統領選挙に高い関心を持っているかが伺えます。

ちなみに次の民主党候補による討論会は11月14日の土曜日。次の共和党候補者による討論会は10月28日の水曜日となっています。