日常生活で頻繁に使う「anyway」の意味とは?
ジェガーさんとジェガーママとお出かけすることになり、ジェガーママが家にやってきました。ジェガーママは私の新しく買った机を見て、「うわっ!これジェガーが小学校の時に使ってた机と一緒やん!」と興奮しています。
机の詳細→ 英語でショッピングする時に知っておきたい英語の寸法の読み方、書き方、考え方 | ツカウエイゴ
そこからジェガーさんがちっちゃい頃の思い出話に突入していったので、ジェガーさんと私がぽかーんと話を聞いていると、ジェガーママがふと我に返って “Anyway, lets’ go.” と言いました。
ポイント
“anyway” は、私がアメリカに来て最初に身につけた表現の一つです。会話でめっちゃ使われています。
- despite something that you have previously mentioned
- used when stating a particular fact that shows that something just mentioned is not important
- used when you are changing the subject of a conversation back to what you were talking about earlier
- used for ending a conversation, or for showing that you have come to the end of what you are telling someone
- used for saying that something is not surprising
- used when adding a statement that limits what you have just said
- used for asking about the real reason for something
- used for introducing what happened next
(どの意味でもよく使われているので、ぜひリンク先の各例文もチェックしてみてください!)
つまり、この場合は、ジェガーママが話にいったん区切りをつけるために「とにかく、行こか」と言っていたのでした。
補足
以前も紹介した日本人ダンサーの蛯名健一(@KenichiEbina)さんが Today Show に出演した時も、蝦名さんが出演者にダンスを教えることになった後、興奮した出演者の話がどんどん脱線していったため、一人が “Anyway.” と言って話の流れを軌道修正していました。(2:28)
というわけで、なんと蝦名健一さん、以前も紹介した『America’s Got Talent』というオーディション番組で見事優勝されました!!
以前紹介した時の記事→ すっかり表現が定番化した「awesome」の意味とは?| ツカウエイゴ
蝦名さんの全パフォーマンスはこちら:
優勝の瞬間:
本当にすごいです。すごすぎです。賞金は100万ドル。蝦名さんは今月末からさっそく、ペンシルバニア州ヨーク(York)からニューヨーク州ウエストバリー(Westbury)まで1ヶ月半にわたって行われる『America’s Got Talent Live』全米ツアー公演のメイン・アクトとして出演されます。
蝦名さんのすごいところは、ただダンスがうまいだけではないところ。ダンスがうまい人は世の中に大勢います。でも、アメリカで成功しているダンサーや歌手の多くは、単にダンスや歌がうまいだけではありません。偉大なるエンターテイナーでもあります。
そういう意味で、蝦名さんのパフォーマンスはダンスでありながらマジック・ショーのようでもあり、あっと驚く仕掛けがたくさん仕込まれていて、観る側を全く飽きさせません。エンターテインメントが大好きなアメリカ人の心を、がっちり鷲掴みにすることに成功しました。
私は途中からもう蝦名さんがマイケル・ジャクソン再来のように見えて仕方なかったのですが、なんと、マイケル・ジャクソンへのトリビュート・ダンスもされていました!
いまやダンスだけでここまで観る人をエンターテインできる人は、蝦名さんの他にいないかもしれません。