アートでわかりやすく表現されていた「adjacent」の意味とは?

私のいるところは9月に入って一気に曇りがちな日々が続いています。ここの典型的な天気ではあるのですが、曇りがちな日が続くと、晴れの日がどんどん恋しくなってきて、ちょっとでも晴れたら用事がなくてもできるだけ外に出たくなってしまいます。

adjacent

そこで前回天気の良かった休日に、ジェガーさんと近所の公園へランニングに行って来ました。『「雨天決行」は英語で何と書く?』や、『世界最大のマリファナ・フェスティバル『ヘンプフェスト』潜入レポート』に登場した公園です。

ここは市の美術館が運営していて、公園のあちこちにアートが散らばっています。この日もそうでしたが、ユニークな景色を背景にした結婚式の写真撮影なんかもよく行われています。
Olympic Sculpture Park
たまに普通のベンチだと思ったらアートだったり、箱が転がってると思ったらアートだったり、紛らわしいアートもあるので、ジェガーさんと私は走りながら「果たしてあれはアートか」ごっこをしていました。すると、でっかい石が並んでいるのを発見。
adjacent, against, upon 1
「あれはアートやろ。」
「あれはアートやな。」

近寄ってみると、ただの岩っぽいですが、ちゃんとアートを証明するプレートがありました。そこに、”ADJACENT, AGAINST, UPON” と書かれていました。
adjacent, against, upon 2

ポイント

“adjacent” は「隣接した」という意味です。

adjacent | Macmillan Dictionary

adjacent: next to or near something else

補足

というわけで、改めて岩の方を見てみると・・・確かに岩が隣り合って(adjacent)います!
adjacent
そしてその隣を見ると・・・確かに岩が立て掛けられて(against)います!
against
そして最後は・・・確かに岩が上に乗って(upon)います!
upon
シンプルでおもろいアートです。1976年に制作されたそうです。