運転中のメール送信自粛を促す短編ドキュメンタリー映像で目にした「coma」の意味とは?

今私はずっと運転の練習をしているのですが、ついに街中でも運転できるようになってきました。でも、めっちゃ緊張するので、運転中はやたら姿勢が良くて、やたら静かです。どんなけ運転に集中しているか、わかっていただけるかと思います。



そんな中、ロサンゼルス・タイムズに『Stop texting and driving! (Here’s a video that might help)〔テキストをしながら運転するのはやめよう!(ビデオあり)〕』(8.13.2013)という記事を発見しました。

ビデオもあるということで、さっそく観賞。すると、”coma” という単語を耳にしました。2:28 のところで “He woke up actually from the coma a lefty, he went in a righty.”、 そして 18:01 のところで “She was in her coma and I went up to her and I started talking to her.” と言っています。

ポイント

“coma” は「昏睡状態」という意味です。医療系の映画やテレビドラマなどでも、耳にすることがあります。

coma | Macmillan Dictionary

coma: a state in which someone is unconscious for a long time because they have been seriously injured or are extremely sick

(重症を負った、あるいは重病を患ったことにより、無意識の状態が長く続く状態のことを示すんですね。)

2:28 は「彼はもともと右利きでしたが、昏睡状態から目が覚めて左利きになりました」、18:01 は「彼女は昏睡状態でした。私は彼女のところまで行って、話しかけました」と言っていたのでした。

補足

というわけで、今の私は運転しながら隣の人と話すこともままならないくらい運転に集中していますが、慣れてくると運転しながらついついテキストをしてしまう人はけっこういるようです。
texting and driving

(By Lord Jim [CC-BY-2.0], via Flickr

米運輸省(Department of Transportation)の統計によると、2011年に注意散漫な運転手の事故に巻きこまれて亡くなった人は3,331人、怪我をした人は387,000人以上にのぼったそう。昼間の運転中、携帯や他の機器を使っている人は推定66万人に及ぶと言われています。

この短編ドキュメンタリーは、アメリカの大手通信会社 AT&T の提案で制作されました。協賛には Verizon WirelessT-MobileSprint など他の大手通信会社も加わっています。

この映像は、運転中のテキスト送信自粛を促す『It Can Wait』というプロジェクトの一環として、全国の高校4万校で流される予定だそうです。