5月5日といえば、日本では「こどもの日」ですが、アメリカは “Cinco de Mayo” です。スペイン語で「5月5日」という意味で、メキシコでは祝日。アメリカは祝日ではありませんが、この日はメキシコ料理店やメキシコのコミュニティなどで、多くのイベントが開催されます。

朝起きてジェガーさんがそのことを思い出し、「今日 Cinco de Mayo やから、朝ごはん、メキシコ料理店のブレックファスト・ブリトー（breakfast burrito）にしよか」と言ってきました。

ジェガーさんは、家の近くにある人気メキシコ料理店のブレックファスト・ブリトーが大好きです。Cinco de Mayo じゃなくてもよく行きたがります。でも、最近はずっと行っていなかったので、私も賛成。メキシコ料理店に行ってフランもチェックしたいと思っていたので、ちょうど良い機会です。それを言うと、

「今日 Cinco de Mayo やから、フランも買ったるわ」
「えっ！Cinco de Mayo 最高やねんけど」

私のいるところは、ここ数日、やたら好天が続いています。20℃以上の日が続いて、めっちゃ暑いです。でも朝は気持ち良くて最高。ブレックファスト・ブリトーを1人1本ずつと、フランを注文して、外で食べることにしました。

が、ブリトーが1本しか出て来ません。どうやら手違いが発生したらしく、2本出てくるまでにけっこう時間がかかりそうです。待ちきれないので、先に1本食べることにしました。

（ジェガーさん「中にスクランブルエッグが入っているのがブレックファスト・ブリトーやで」）

2人ともお腹がぺこぺこやったので、交代で一口ずつ食べていたのですが、

「あれ！今二口食べへんかった？」
「うち、一口小さいもん」
「いやいや、めっちゃかぶりついてるやん！」

という感じで、1本食べるだけでてんやわんや。そのうち名前を呼ばれるのが聞こえたので、残りの1本を取りに行くと、「大変お待たせして申し訳ありません。フランはおまけにさせていただきます」ということで、なんとフラン代が無料になりました！

これがそのフラン。この店で売られていたのはココナッツ・フランだったので、めっちゃココナッツのにおいがします。

食後、さっそく食べてみると・・・ココナッツの影響か、食感が豆腐とナタデココの中間に近いです。日本のプリンより、だいぶ弾力あります。

「うち、この間食べたスーパーのフランの方が好きかも・・・」

スーパーのフラン→ 日本のプリンによく似たフランのパッケージで目にした「gluten-free」の意味とは？ | ツカウエイゴ

ただ、まだメキシコ料理店1軒しかチェックしていないので、これだけで「メキシコ料理店のフランはいまいち」と判断するわけにはいきません。

引き続き、メキシコ料理店のフランをチェックしていきたいと思います！

・・・と、決意を固くし、食べ終わった後のゴミをゴミ箱に捨てにいったら、こんな看板が目に入りました。

この一番左の「Compostables」が気になりました。

ポイント

“compostable”〔発音〕は「堆肥できる」という意味です。

というわけで、右側から「ごみ」「リサイクル」「食べ物＋堆肥にできるもの」という分け方になっていたんですね！

補足

公共の場でのごみの分別方法は州によって違うと聞きますが、私のいるところはだいたいこの3つに分けてごみを捨てるようになっています。

最近はエコにこだわる店が増えていて、堆肥にできる素材をパッケージに使用しているところも多いので、そういう場合は一番左のゴミ箱に捨てます。パッケージにもたいてい “compostable” と書かれていて、わかりやすいです。

真ん中は缶やボトル、空のコップ、プラスチックの容器や蓋、紙や箱のパッケージを入れます。

そして一番右は、お菓子の袋や発泡スチロールの容器、ストロー、ソースの袋など、上記にあてはまらないものを捨てます。

私は最初の頃、「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」の2択で考える癖がついていたので、いちいち立ち止まって考えていましたが、最近はようやく慣れてきました。

たいていのゴミ箱にはこうして絵付きで説明が書いてあるので、めちゃ助かります。