メールの件名に書かれていた「revised」の意味は?
留学時代、英語を話す機会を作るためにいろんなボランティアやグループに参加していたのですが、その一つとして参加したのが、ランニング・クラブでした。
幼い頃から足が速いのだけが取り柄で、今もマラソンを走ったりしている私。共通の趣味を通したら、ちょっとくらい英語が下手でもコミュニケーションが取りやすくなるんちゃうかと思ったのです。
インターネットでさっそく検索をかけると、出るわ出るわ。なんぼほどみんな走んの好きやねん、というくらい、たくさんのランニング・クラブやチームがヒットしました。
2つくらい良いのを見つけて連絡すると、どちらもメーリングアドレスに登録してくれて、毎週「何時にどこどこで走ります」というメールが届くように。
その中で、たまに
[(ランニング・クラブ名)] REVISED TIME AND LOCATION – 8am, XXX(場所の名前)
という件名のメールが直前に届く時がありました。
ポイント
“revised” は「改訂」という意味です。
- to change something because of new information or ideas
- [British English] to study facts again, in order to learn them before an examination [= review, study (American English)]
- to change a piece of writing by adding new information, making improvements, or correcting mistakes
(※リンク先には “change” の同義語・類義語としても紹介されていました ↓
)
to change something (変更する) |
alter, adapt, adjust, amend, modify, revise , vary |
to change a system or organization (制度や組織を変更する) |
restructure, reorganize, reform |
to change something completely (完全に変化させる) |
transform, revolutionize |
to change facts or information, or change what someone has said (事実や情報、誰かが言ったことなどを変更する) |
twist, distort, misrepresent |
easily changed (簡単に変化する) |
flexible, adaptable |
impossible to change (変更不可) |
fixed, final, irrevocable |
補足
というわけで、仕事を始めてからランニング・クラブにはめっきり参加しなくなったのですが、先日久しぶりにプライベートで件名に “revised” と書かれたメールを受け取りました。差出人はジェガーさんです。
Subject: Revised Birthday List(件名:誕生日リスト改訂版)
となってました。
そうです。もうすぐジェガーさんの誕生日なのです。
ジェガーさんはいい年して日々誕生日やクリスマスのことを考えてはります。来月頭の誕生日プレゼントのことは、クリスマスが終わった後、今年の1月くらいから考えてはりました。
ほんで今月に入って「誕生日リスト」なるものが送られてきたのですが、その数日後に
「もう買った?買ってもた?」
「まだ買ってへんよ」
とのやりとりを経て上記の改訂版メールを受け取った次第です。
ほんま、こういうことに関してはめちゃくちゃ用意周到なジェガーさん。でも、プレゼント選びに頭を悩ますことがないのはめっちゃ楽です。ご丁寧に Amazon のリンクまで貼り付けてあったので、ポチッと押してさくっと購入しました。
ただ、頼まれたものだけを買って渡したら、やっぱりちょっと味気ないので、いつもリストにいくつか「おまけ」を追加してプレゼントしています。(今年の「おまけ」はまだ考え中・・・)
さらに今月はジェガーママの誕生日も迫っています。いつもはジェガーママの誕生日もジェガーさんの誕生日も別々に祝うのですが、今年はジェガーママが忙しいらしく、来週2人一緒に祝うことになりました。
「ジェガーママは何か誕生日に欲しいもんあります?」と聞くと、「チョコレートケーキ」とのこと。せっかくなので、ジェガーさんと一緒に当日ケーキを作って、クリスマス・プレゼントの時みたいにまた愛犬ミチコの顏をチョコペンか何かで描きたいと思います。
ちなみに、ジェガーさんの昨年の誕生日リクエストの一つは、『ポータル(Portal)』というゲームに出てくるケーキでした。
以下、昨年の日記より。
私のいるところは任天堂 USA の本社があったり、XBOX を製作するマイクロソフトの本社があったりで、何気にゲーム製作者が多く、インディペンデント系のゲーム会社もたくさんあります。『Portal』というゲームも、そんなインディペンデント系の会社の一つで生まれました。
私とジェガーさんも最初は「ふーん」という感じだったのですが、ある時「このゲームの最後に出てくるケーキは実在するらしい」という噂を聞いて一気にジェガーさんが興味津々に。
そして調べたところ、このゲーム会社の近くに例のケーキを売っているお店があることが発覚。しかも、店側がゲームのケーキを再現したわけではなく、ゲームの製作者がそこのケーキを気に入ってゲームに取り込んだ、と聞いてますます興味津々に。ジェガーさんの誕生日当日にケーキを受け取りに行くと、事前に見たケーキのイラストそのままのケーキが棚に並んでいたので、『Portal』をプレーしていない私もちょっと感慨深い気持ちになりました。
一方、この日のためにゲームもプレーして準備万端だったジェガーさん。当日ケーキを見てめちゃくちゃ感動してはりました。それにしてもほんま、イラストみたいなケーキです。
そのゲームの中のケーキはこちら↓
※注意:ゲームのエンディング画面をご覧になりたくない場合、この動画を見るのはおすすめしません!via That’s gross. | Are You A Normal Japanese Girl?(2012年4月)
このケーキを食べた後、私もジェガーさんに「パズル系のゲーム好きやったら絶対好きやで!」という熱い誘いを受けて『ポータル2(Portal 2)』の協力プレイ(co-op)をジェガーさんと一緒にやってみたのですが、見事にはまりました。
このゲームの概念と仕組みを考えた人、まじ天才やと思います。
NRP の記事『‘Portal 2’: A Student Video Game, All Grown Up』(2011年4月)によると、もとはマイクロソフト本社の近くにあるディジペン工科大学(DigiPen Institute of Technology)の学生のプロジェクトやったとのこと。ディジペン工科大学はゲーム・デザインなどで有名なんですが、彼らの作品をたまたま見たゲーム開発会社のバルブ・ソフトウェア(Valve)が感銘を受け、すぐさま本格開発に乗り出すことになったそうです。
ディジペン工科大学はジェガーさんの友人が通っているので、卒業しはる前にちょっとお願いして案内してもらえたら良いな。