恋人や家族はもちろん、優しくしてくれた人などにも使われる「sweetheart」の意味とは?
先日、スーパーに入ろうと思ったら、入り口に立っていたホームレスのおっちゃんに「今何時?」と聞かれました。
たまたま手に携帯を握っていたので時間を伝えると、”Thank you, sweetheart.” と言われました。
ポイント
“sweetheart” は親しみを込めた呼び方で、恋人や家族、友人同士はもちろん、それ以外にも好印象を持っている人や優しくしてくれた人などに対しても、さまざまな場面で使われています。
- either of a pair of lovers in relation to the other.
- (sometimes initial capital letter) an affectionate or familiar term of address.
- a beloved person.
- [Informal] a generous, friendly person.
- [Informal] anything that arouses loyal affection
(5. のように人以外にも使えるんですね〜)
“sweetie” や “honey” など、言い方もいろいろあって、私はいつもアパートの管理人さんに会うと “Hi honey.” と言われています。
ちなみにジェガーさんは最近はもうずっと私のことを “sweet chibi” と呼んでいるので、”sweetheart” と呼ばれた記憶がありませんが、たまに “sweet baby” や “sweetie pie” とは言われます。ジェガーママにはよく “sweetheart” と言われています。
補足
先日紹介したオバマ(Obama)、ロムニー(Romney)両候補によるテレビ討論会の第1ラウンドでも、最初の質問のところでオバマさんが実はその日がミシェル・オバマさんとの結婚記念日であることを告白し、”sweetie” とミシェルさんに呼びかけてはりました。
“I just want to wish, Sweetie, you happy anniversary and let you know that a year from now, we will not be celebrating it in front of 40 million people. (Laughter.)
(素敵な記念日になりますように。来年は4千万人の前で祝うことはないやろう〔笑〕)”(3:01)
こんな公衆の面前で愛の言葉を投げかけられたら、ミシェルさんはむしろ「こんな記念日もええかも」と思いはるんちゃうかと私なんか思ってしまいますが、それに対しロムニーさんも一言コメント。
“And congratulations to you, Mr. President, on your anniversary. I’m sure this was the most romantic place you could imagine here — here with me, so I — (laughter) — congratulations.
(大統領、結婚記念日おめでとうございます。この場こそおそらく大統領が想像されうるなかでも最もロマンチックな場所やったんちゃうかと思います・・・私が一緒ということで〔笑〕おめでとうございます。)”(5:01)
2人とも大事な局面を前に、ただならぬ緊迫感があったはずですが、そういう状況でもこういうことが言えちゃうところに人間的な素晴らしさを感じさせます。ロムニーさんはここではこんなに気の利いたコメントをしつつ、20分後にはビッグバード事件を勃発させてはりますけど。
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