お土産に買ってみる?アメリカの駄菓子12選
私は日本の駄菓子が大好きですが、アメリカにも「昔からある駄菓子」があります。ある時ジェガーさんと駄菓子の話をしていたら盛り上がり、ジェガーさんがちっちゃい頃によく食べたという懐かしの駄菓子をいっぱい買って来てくれたので、食べてみました。以下、美味しかったもの順に紹介したいと思います!
日本のミンツに似た Nerds
Nerds は、たくさん食べた中で唯一、「また食べたい!」と思った駄菓子です。日本の駄菓子屋さんで売っているミンツのアメリカ版のような感じ。ミンツ好きならたぶん気に入るはずです。私は日本の駄菓子の中でミンツがめちゃ好きだったので(特に梅ミンツ)、これは予想外にはまってしまいました。
食べ方は、まず上の部分を開け、次に左右をチョコボールを開ける時みたいに横に引き出します。1色ずつ食べても良し、2色いっぺんに食べても良し。ちょっと酸味があるのがたまりません。私が買ったのはレモネード・ワイルド・チェリー & アップル・ウォーターメロンでしたが、ストロベリー & グレープの組み合わせもあります。
CM も面白い Sour Patch Kids
見た目ちょっと土偶みたいですが、Sour Patch Kids も酸味があって意外に好きな味でした。”First they’re sour. Then they’re sweet.” がキャッチコピーの CM もめちゃかわいいです。
粉まみれになる Fun Dip
Fun Dip は、ラムネ味のスティックの先っちょをちょっと舐めてパウダーにつけ、くっついたパウダーを舐めて楽しむという、一風変わった駄菓子。
最初どこから開けて良いのかわからず、縦長の状態で紙を破ったら、粉がぶわっと出てきてしまいました。
正しくは、横長の状態で持って上の方をゆっくりびぃーっと開けるそうです。そうすれば3種類のパウダーをまんべんなく楽しめます。もし試す機会があれば、私のようなことにならないように十分注意してください。粉まみれになります。
あと着色料がすごくて、舌はもちろん、歯と唇もパウダー色になってめちゃ気持ち悪い顔になったので、好きな人と食べる時も要注意です!恥ずかしい思いします!
アニメにもなった Gummi Bears
クマというより生まれたてのハムスターみたいな形ですが、HARIBO みたいで悪くはないです。
“Gummi Bears” はディズニー制作のテレビアニメ『ガミー・ベアの冒険(Disney’s Adventures of the Gummi Bears)』のモデルでもあります。ガミベリー・ジュースというのを飲むと、一定の時間バウンス力が飛躍的にアップするという設定になっています。
野球選手御用達!?の Big League Chew
本当かどうかは知りませんが、野球選手が試合中によく噛んでいるというガムです。一つのパックの中に、ピンク色の細長いガムがぎっしり詰まってます。
日本の駄菓子屋さんで1枚10円で売られているような、アルミホイル紙に包まれたあのガムの味にめっちゃ似ています。甘ったるーい味。風船ガムなので、一気に何個も食べるとでっかい風船ができるのはちょっと楽しいです。
この野球選手のイラストの部分は写真と入れ替えることもできるらしいので、野球好きな人へのプレゼントなんかにも良いかもしれません。
映画館でもよく見かける Junior Mints
ジェガーさんは今でもしょっちゅう映画を観ながらこれを食べています。チョコレートの中にミントが入っているのですが、甘ったるーいので、私はあまり好きではありません。
コメディドラマ『となりのサインフェルド(Seinfeld)』にも、Junior Mints が登場したことがありました!
E.T. にも出て来た Reese’s
Reese’s はチョコレートの中にピーナッツ・バターが入っているお菓子。めっちゃ甘いです。小粒バージョンの Reese’s Pieces も、見た目は M&M みたいですが、中身はチョコレートじゃなくピーナッツ・バター。M&M より甘く、一粒の満足感が半端ないです。
でも、この先やたら登場するピーナッツ・バター系のお菓子の中では、これが一番ましかもしれません。
ちなみに Reese’s Piece は、映画『E.T.(E.T. the Extra-Terrestrial)』(1982)でエリオットが E.T. をおびき寄せる時に地面に蒔いているお菓子です!
ヘアスプレーに出て来た Chewy Atomic Fireball
これは、パッケージにも “Caution: Extreme Heat!(注意:激辛!)” と書いてありますが、水必須です。ヒーってなります。罰ゲームにぴったり。
映画『ヘアスプレー(Hairspray)』(1998)の中でペニー(Penny)がいつもなめているアメは、”Atomic fireball” の棒付きバージョンです。ジェガーさんとよく行く手羽先チキンのお店でも、食後ガムの代わりにこのアメをくれるので、好きな人は好きなのかもしれません。
歯にくっつく Sugar Babies
ピーナッツ・バター系、続きます。今度は飴の中にピーナッツ・バター。めっちゃ甘いうえに、歯にくっつきますが、ジェガーさんはこれが大好物。何個か食べて「いらんわ」とジェガーさんに渡したら、「全部くれんの!?」と喜んでました。
ちなみに Sugar Babies には父もいます。Sugar Daddy は Sugar Babies が全部くっついて一つの塊になったようなお菓子で、こちらは棒を持ってぺろぺろ舐めて楽しむようになっています。
グーニーズに出てくる Babyruth
こちらはピーナッツ・チョコレートの中にキャラメルとヌガーが入っていて、味がよくわからないくらい甘いです。1本食べるのは無理。
映画『グーニーズ(The Goonies)』(1985)にも登場しています。
シンプソンズのコマーシャルで有名な Butterfinger
こちらは Reese’s と同じく、チョコレートの中にピーナッツ・バターが入っていますが、Reese’s より甘め。数口でギブアップしました。シンプソンズ(The Simpsons)のコマーシャルで有名だったそうです。
リコリス菓子と言えば Redvines
リコリス菓子の定番ブランド。たいてい細長い形になっていて、黒いバージョンと赤いバージョンがあります。
映画やテレビドラマにもよく登場するので、実はアメリカに来る前はリコリス菓子にちょっとした憧れの気持ちすら持っていたのですが、私はこれマジで無理です。味もニオイも無理。リコリス菓子が好きなジェガーさんは「甘草を使ったお菓子で、体に良い」と言うのですが、すみません、うぇってなります。
こうして見ると、アメリカはピーナッツ系のお菓子本当多いです。いろんなものにピーナッツ・バター入れすぎ。思っていたより胃にきつかったです・・・!正直7番目の Junior Mints くらいから、甘すぎて舌が麻痺してました。
食べ切れていないものが多いので、ジェガーさん、後はよろしく頼みます・・・