薬のボトルで目にした「discard」の意味とは?
先日、『 頭痛など、痛みがある時によく渡される「asprin」とは?』という記事で「歯が痛い」と書いて・・・
なんとか aspirin の力で週末を乗り越え、今日再び歯医者へ。とりあえず歯のでっぱりが気になったところを削ってもらい、もう一晩様子を見ることになりました。
明日の朝起きて痛みがありませんように・・・
と締めくくったのですが、なんと、一週間経つ今も歯が痛いです(涙)
先週は何度か歯医者に行ってチェックしてもらい、その度に歯を少しずつ削ってもらって噛み合わせを調整してもらったのですが、どうにもこうにも歯の痛みが収まりません。
前回歯医者に行った時は、「これで痛みが収まらなかったら、次はスペシャリストのところにいって分析してもらった方がいいかもしれませんね」と言われました。
「スペシャリスト・・・ですか」
「ええ」
「スペシャリストって・・・保険効きますか?」
「今の歯科保険に入られたのはいつですか?」
「最近です」
「保険に入られてまだ1年も経っていませんか?」
「経っていないですね」
「大きな治療の場合、免責期間(Waiting Period)が1年のところが多いですので、もしかしたら保険が適用されない可能性があります」
「そんなルールがあるんですか・・・」
アメリカの歯科保険の免責期間について→ アメリカの歯科保険、デンタル保険、歯の医療保険
できればスペシャリストに会うのは避けたいと思い、「こうなったらセカンド・オピニオンや」ということで、ジェガーママに紹介してもらった別の歯医者にも行ってみたのですが、そこでも「これでだめだったら、スペシャリストに分析してもらう必要があるかもしれません」とのこと。
歯医者でも一応レントゲン(X-ray)を取って歯の様子を分析してもらったのですが、レントゲンだけでは異常が見つからないため、”スペシャリスト” に詳細に分析してもらう必要があるそうです・・・
「でも、レントゲンを見る限りは問題がなさそうなので、噛み合わせが合っていなかった時の痛みがまだ残っている可能性もあります。人によっては落ち着くまでに数日かかることもありますので、来週の月曜日までもう一度様子を見てみましょう。それでもう一度スペシャリストに診てもらうかどうか、判断するということで」
「その間、歯が痛かったらまた痛み止めを飲んでも良いですか?」
「今は何か飲んでいますか?」
「アスピリンを飲んでいます」
「この場合、アスピリンよりもいい薬があるので、それを処方しておきますね」
というわけで、新たに痛み止めの薬を処方してもらったのですが、薬局で薬をもらってボトルを見てみると、”USE REFILL(S) BY 04/09/2014″ という表記の他に、”DISCARD DATE 10/10/2014″ という表記がありました。
ポイント
“discard” は「捨てる」という意味です。
discard: to get rid of something that you no longer want or need
(もう必要がないものを取りのぞく、という意味なんですね〜)
というわけで、ボトルには「廃棄日」とかかれていたのでした。
補足
日本で薬を処方してもらっていた時は、紙袋が多かったように思うのですが、アメリカは一般的にボトルです。
薬を全部飲み終わった後、まだ薬が欲しかったら、新たにこのボトルに補充してもらう仕組みになっています。
このボトルには “USE REFILL(S) BY 04/09/2014” と書いてあったので、今入っている薬は来年の4月9日までに飲まなければいけませんが、ボトル自体は来年の10月10日まで使えるんですね〜
私はアメリカの映画を観ている時によくこのオレンジのボトルを目にしていたので、初めて薬局で薬を処方してもらった時は「おおー!映画で観たやつやー!」とプチ感動でした。
ちなみにこのボトルの蓋も、幼児が簡単に開けられない仕掛けになっています。相変わらず、開ける時に毎回てこずっています・・・