結婚記念日に受け取った「Happy Anniversary!」の意味とは?

今週ちらり書きましたが、11日は結婚記念日でした。ジェガーさんは前日まで忘れてたんですが、ジェガーママはやっぱりよく覚えていて、当日さっそく “Happy Anniversary!” とメールを送ってきてくれはりました。

ポイント

“happy〜” については以前紹介しましたが、記念日にも使われます。

“Happy ○○!” は祝日やイベント時によく使われています。”Happy Birthday!” や “Happy New Year!” なんかが最も有名だと思いますが、”Happy Halloween!” や “Happy Easter!”、”Happy Valentine’s Day!”、”Happy Holidays!” なども一般的です。

もともと “I wish you a happy ○○!” から来ているので、イベント時以外でも使われています。ちょっと前の日曜日に友人から来たメッセージにも “Happy Sunday!” と書いてありました。

via “Happy Halloween!” などの「happy」の意味とは? | ツカウエイゴ

ジェガーママは「記念日おめでとう!」と書いてくれていたのでした!

補足

というわけで、その日は私たちのお気に入りのレストランでジェガーさんと食事をしたのですが、食べ終わった後ジェガーさんが「コンタクト外して良い?」と聞いてきました。

ジェガーさんは普段メガネ派です。もともと、ジョン・レノン(John Lennon)みたいなメガネをかけていましたが、ある時「メガネそろそろ買い替えようかな〜」と言って黒縁のメガネを買ってきはりました。

「おっ、今風やん」と言うと、「(スーパーマンの)クラーク・ケント(Clark Kent)もこういうメガネやったな〜と思って」とジェガーさん。筋金入りのアメコミファンは、やはり流行よりもアメコミキャラに対する思いの方が強いようです。結果的に、うまく時代の波に乗ってくれて良かったです。
Clark Kent

(雰囲気は確かにこんな感じですが、このメガネよりもうちょい今風です by andertoons [CC-BY-2.0], via Flickr

でも、私は実はジェガーさんはメガネなしの方が好きやったりします。自分の目の色が暗いだけに、きれいなブルーの瞳がビー玉みたいに見えて、見ていて飽きません。メガネをするとどうしても黒縁の方が瞳の色より目立ってしまうので、ついついもったいないな〜と思ってしまうのです。

それを言ったら、特別な日にはたまにコンタクトを付けてくれるようになったジェガーさん。ただしコンタクトは付け慣れていないので、いつも必ずメガネも持ち歩きはります。

レストランで結婚記念日の食事を楽しんでいた時も、やはりコンタクトが疲れてきたようで、「悪いね〜」と言いながらメガネケースを持ってトイレへ。ところが、なかなか戻ってきません。

何してんねん、と思ったら、しばらくしてジェガーさんが戻ってきました。何か様子が変です。何が変なんやろうと思ったら、私のメガネをかけています。

実は、ジェガーさんの黒縁メガネええな〜と思って、私も去年の一時帰国の際に同じく黒縁メガネを買ったのでした。私は普段はコンタクトですが、仕事の時はメガネのことも多いです。この新しいメガネは、今日本で流行り(?)の PC 対応メガネで、パソコンに向かう時間が長くても負担になりにくいので気に入っています。

ただ、この事態は予想していませんでした。

「それうちのメガネやん!」
「紛らわしいから間違えてもうたやん!」
「見える?」
「全然」

ジェガーさんは私よりもずっと視力が悪いので、これはえらいこっちゃです。すでに歩き方も、よろよろのおじいちゃんみたいになっています。鼻あるのに「鼻ないで」とか言ってきます。さっきまで「この後どうする?」「やっぱり映画でも観に行く?」なんてわいわいやってたんですが、そんなん一気に吹き飛んで、「帰ろ帰ろ」となりました。

そこへちょうどジェガーママから電話が。

「あんたら楽しんでるー?」
「それが、目見えへんくなったから急遽帰るところやねん」
「何があったん!?」
「コンタクト外してメガネにしようと思ったらな、メガネ間違えててん」
「・・・あほちゃう」

たまたま仕事のミーティングの帰りで、車で近くまで来ていたジェガーママ。「あほちゃう」と言いながらも、レストランに寄ってくれました。そしてそのまま「ほんまあほちゃう」と言いながら家まで送ってくれました。

おかげで全然ロマンチックちゃいましたが、ある意味忘れられない結婚記念日になりました。