最近 Facebook で何度か回ってきて思わず笑ってしまったのが、この路線図比べ。Seattle・・・

何が切ないって全く反論できないことです。まさに、この1本しかないわけであります。

この1本は空港とダウンタウンを結んでいて、2009年に開通しました。私が渡米したのは2008年だったので、その頃はこの1本もなし。2009年に開通するニュースを聞いた時は、正直「今頃！？」と驚いたのを覚えています。

将来的にはもうちょっと路線図っぽくなるらしいのですが、ここまでになるのは2023年頃の予定だそう。まだまだ先です。

2023年頃の路線図→ Light Rail is on its Way

おかげでもうすっかりバスでの移動にも慣れてしまいましたが、2009年に電車が開通したばかりの時は、これまた驚くことがありました。

空港からやってきた電車はダウンタウン中心部まで来ると地下に降りていってトンネルの中を通って行くんですが、もともとそのトンネルは、バスが使ってたんです。

それでどうなったかと言うと、現在バスと電車の共存関係が成り立っています。

リンク先で写真も見られます→ Seattle Journal – After Years of Debate, Light Rail Trains Enter Town | NYTimes.com（2009年7月）

実際はこの状態を予め想定してリニューアル工事をしていたそうなんですが（トンネルは2007年秋にリニューアル・オープン）、なんとも大胆です。

Seattle bus tunnel set to reopen（2007年9月）

地下駅にいるとバスも電車も両方やってくるので、観光客もびっくりするらしく、「あの・・・ここって本当に電車来るんですか？」と私もよく尋ねられるんですが、「まあ見ててください」としか言えません。

でもバスは時間通りに来ないことがざらにあって、なんやかんや不便なので、早く電車に切り替えたいです。