“Whatever you say” の微妙なニュアンスとは?

ジェガー Jr. が産まれてから一つカルチャーショックだったのが、小児科で赤ちゃんにもビタミン剤を飲ませることが推奨されたこと。我が家が勧められたのは『Poly-Vi-Sol』というマルチビタミン剤で、母乳育児では補いにくいビタミンの他、鉄分も含まれているそうです。

生後6ヶ月の検診以来、毎日1回付属の注射器(syringe)を使って口から投与しています。

(だいたい食後に投与しますが、けっこう嫌がります。)
(だいたい食後に投与しますが、けっこう嫌がります。)

でも、赤ちゃんにビタミン剤を飲ませるのは私だけでなくジェガーママも抵抗があったみたいで、ジェガーさんが Jr. にビタミン剤を飲ませていると、「そんなんいらへん」「Jr. がかわいそう」と横でぶつぶつ。

それに対してジェガーさんが「必要なビタミンが欠乏すると発達に支障が出る可能性もあるらしいから、大事やねん」と言うと、不服そうに “Whatever you say.” と言いました。

 

 

“whatever you say” は直訳すると「あなたが言うことは何でも」という感じになりますが、要は「もう何でも好きに言って」と言うニュアンスです。

whatever you say/whatever you think (is) best | Macmillan Dictionary

whatever you say/whatever you think (is) best: used for telling someone that you are ready to accept their decision, especially when you do not really agree with them but you do not want to argue

(本当はあまり賛同したくないけれども、言い争いたくないためにしぶしぶ相手の言うことを受け入れる時に使われるんですね〜)

whatever you say / whatever you think (is) best (phrase) American English definition and synonyms | Macmillan Dictionary

というわけで、ジェガーママは「もうええわ」と言っていたのでした。投げやりです。

 

(4/27/2017)

 

このビタミン剤はあくまで「母乳育児では補いにくいビタミンや鉄分を補うためのもの」なので、離乳食が進んでいろいろな食べものを食べられるようになったら投与を卒業していいそうです。

小児科医(pediatrician)と相談し、ジェガー Jr. は生後13ヶ月でこのビタミン剤の投与を卒業しました!