寝そべって観るくらいがちょうどいい?映画『フィフス・エレメント』
先日、『キャンプアウト・ムービー』なるイベントに参加してきました。持ち物は「ブランケット」。毛布を持って会場に向かうと、さっそく皆さんくつろいでいます。
SFファン大集合
実はこの会場、『EMP(Experience Music Project)』と呼ばれるミュージアムの一部で、マイクロソフトの共同設立者ポール・アレンさんによって2000年に設立されました。シアトル発祥のグランジ音楽に関する展示が一応メインですが、ポール・アレンさんは大の SF 好きでも知られていて、EMP は密かに SF コーナーもめちゃ充実しています。
この日上映されたのも、SF 映画の『フィフス・エレメント 』(1997)。
『フィフス・エレメント 』は未見で、でも名前はよく聞くので一度観てみたいと思って行ったのですが、来ていた人たちはみんな大ファン。上映前に行われたトリビアクイズで解答しまくっていて、すっかり圧倒されてしまいました。
ところが、実際映画が始まってみると、拍子抜け。もっとシリアスな映画かと思っていたのですが、くだらないギャグ要素満載です。
好き嫌いが分かれる映画!?
大御所映画評論家のロジャー・エバートさんも冒頭からばっさり「くだらない映画認定」していました。
なんと、カンヌ国際映画祭のオープニング上映作品だったんですね!気になるのは、「10代の男の子が書いた」と書かれているところ。『フィフス・エレメント 』の監督はリュック・ベッソンさんですが、この作品は彼が16歳の頃に書いた作品だったそうです。
Luc Besson (The Fifth Element)
それを38歳で映画化するとは、さすが夢とロマンに溢れています。
とは言っても、やはりロジャー・エバートさんは褒めているわけではありません。
この一文、まさに私の感想そのものです。真面目に観るより、みんなで寝そべって観るくらいの方が私にはちょうどいいかもしれません。
ちなみにジェガーさんと私の『フィフス・エレメント』のハイライトは、青い女の人です。
インパクト強すぎて、夢に出てきそうです。