PV 好きにはたまらない!ミュージック・ビデオの変遷をたどる展示会『Spectacle: The Music Video』

昨日『「(推量して)当てて!」は英語で何と言う?』という記事で、ミュージック・ビデオに関するイベントに行ってきたことについて書きましたが、じつはそのイベントは、今週末からこちらで始まる「ミュージック・ビデオ展(SPECTACLE: THE MUSIC VIDEO)」の一環でした。

イベントのチケットには「ミュージック・ビデオ展」のプレビュー・チケットも含まれていたので、一般公開前に観ることができたのですが、これがまためちゃくちゃ面白くて、2周か3周くらいしてしまった私。

中でも特に私が興味を惹かれたのは、ミュージック・ビデオの歴史のセクションでした。

いわゆる “ミュージック・ビデオ” と呼べるような、音楽の長さと動画の長さがほぼ一致するものが登場したのは、1953年だそう。以下の D.A.ペンネベーカー(D.A. Pennebaker)さんのビデオが「元祖」と言われています。

その後、アーティストとしてミュージック・ビデオに新風を巻き起こしたのは、ビートルズ(The Beatles)。

ビートルズは『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!(A Hard Day’s Night)』(1964)や『ヘルプ!4人はアイドル(Help!)』(1965)、『マジカル・ミステリー・ツアー(Magical Mystery Tour)』(1967)など何作か映画を制作していますが、どれもどちらかというと音楽がメインで、壮大なミュージック・ビデオといった感じです。



いわゆる “プロモーションビデオ” を初めて制作したのは、クィーン(Queen)。ボヘミアン・ラプソディ(Bohemian Rhapsody・1975)のこのビデオを BBC が放映して、名曲の大ヒットに拍車がかかりました。

そして、1981年に MTV 開局。これによって、ミュージック・ビデオはもはや音楽アーティストと切り離せないものとなりました。

会場では、いろんなアーティストのミュージック・ビデオが視聴できるようになっていて、1986年の MTV Video Music Awards で6冠を達成した a-ha の『Take On Me』(1986)に使われた原画や、OK Go の『This Too Shall Pass』(2010)の衣装、映画監督であるミシェル・ゴンドリー(Michel Gondry)さんが監督したステリオグラム(Steriogram)の『ウォーキー・トーキーマン(Walkie Talkie Man)』の舞台セットの一部なども展示されていました。



地元出身のスター、マックルモア&ライアン・ルイス(Macklemore & Ryan Lewis)に至っては特別コーナーまでできていて、PV で着た衣装などがずらり。



さらに我らが日本からも一人、展示されているアーティストがいました。元 JUDY AND MARY の YUKI ちゃんです!
Commune
このジャケットにも使われている、『センチメンタルジャーニー』のミュージック・ビデオの写真が壁に大きく展示されていて、PV も視聴できるようになっていました。JUDY AND MARY 時代から YUKI ちゃんがめっちゃ好きな私は、もう大興奮。壁一面の YUKI ちゃんを最初に観た時はびっくりしすぎて、「うわ!」と日本語で叫んでしまいました。

YUKI ちゃんの PV もアーティスティックなものが多くて、しかも年々その世界観を極めている感じがあるので、この機会にぜひもっと世界にも注目してもらいたいです。