グラミー賞の振り返り映像で耳にした “recap” の意味とは?
先週末は第57回グラミー賞(57th GRAMMY Awards)でした。私は家で観ようと思っていたのですが、なんと、私のいる地域では生放送されず!
涙 / CBS to live-stream Grammy Awards in 14 markets, and Seattle isn’t one of them – GeekWire http://t.co/42PZuKbs4c
— Riho (@tsukaueigo) February 9, 2015
このご時世になぜ!?という感じですが、グラミー賞の生放送が終わった直後から録画放送が放映されたので、仕方なくそれを観ることに。
終わってからいろいろニュースをチェックしていると、”recap” という単語をよく耳にしました。以下の映像でも、”So, here to recap all the biggest moments is ABC’s entertainment editor, Lesley Messer.”(0:24)と言っていました。
“recap” は “recapitulate”〔発音〕の略で、「要約」という意味です。
つまり司会の女性はこう言っていたのでした!
So, here to recap all the biggest moments is ABC’s entertainment editor, Lesley Messer.(0:24)
ちなみに、冒頭のビデオでは取り上げられていませんでしたが、私個人の今年のグラミーの “recap” は、昨年の象徴的な出来事であるファーガソン事件などから広がった『Black Lives Matter』ムーブメントでした。
昨年大ヒットを記録したファレル・ウィリアムスさんの『Happy』のパフォーマンスでは、まさにファーガソン事件に起する “Hands Up, Don’t Shoot” の動きが取り入れられたほか、バックダンサーたちも2012年にフロリダ州で警官に射殺されたトレイボン・マーティンの事件時の服装である黒のパーカ(foodie)を着用。
それだけでなくビヨンセさんも、荘厳なパフォーマンスの中に “Hands Up, Don’t Shoot” の動きを取り入れていました。
トリを飾ったコモン & ジョン・レジェンドさんの『Glory』なんて、パフォーマンス以前に歌詞からがっつり「ファーガソン」が入っています。
グラミー賞授賞式は、もちろん受賞者の発表も楽しみなのですが、アーティストたちの本気のパフォーマンスが観られるのも、醍醐味の一つです!