歌の歌詞でもよく使われる “let down” の意味とは?



一時帰国から帰ってきた翌日、私はすぐ仕事だったのですが、「今から帰るしー」と電話すると、”I don’t want to let you down, but the house is messy now.” と言われました。

 

“ポイント”/

 

“let down” は、”disappoint” に置き換えられます。

LET DOWN (= disappoint) 失望させる、がっかりさせる

To let someone down is to disappoint them by not doing what you promised or were expected to do.

let someone down は、約束したことや期待されていたことをしないで、その人を失望させる、がっかりさせる、という意味です。

LET DOWN(= disappoint)| 失望させる、がっかりさせる

つまりジェガーさんは、こう言っていたのでした。

I don’t want to let you down, but the house is messy now.

(がっかりさせたくないねんけど、今家の中ちょっと大変なことになってるから。)

帰宅するとほんまにジェガーさんのスーツケースの中身が散乱していて、足の踏み場がなくなっていました。

ところで “let down” と言えば、私が一番に思いつくのはビートルズの『Don’t Let Me Down』。

「彼女ほど自分を愛してくれる人はいない(Nobody ever loved me like she does)」「初めて恋に落ちた(I’m in love for the first time)」と愛を告白しつつ、”Don’t let me down” という言葉に「この愛が終わって欲しくない」という切実な思いが感じられます。ジョン・レノンさんが、オノ・ヨーコさんに捧げた歌と言われています。

一方、私の好きな OK Go の新作ミュージック・ビデオのタイトルは、『I won’t let you down』でした。

こちらの曲は、自分の気になる人に対して「僕か信頼できる人が必要なんじゃないの(Maybe all you need is someone to trust)」と歌いつつ、続く “I won’t let you down” という言葉に「自分がその人にとってかけがえのない存在になりたい気持ち」を込めているんですね!