2013年度版・心が温まる YouTube 動画10選+1選

今年も、あっという間に12月。この時期になると、1年を振り返る記事が増えます。いろいろ見ていると、Mashable@mashable)の『50 Inspiring Videos That Warmed Your Heart in 2013(2013年の心が温まるビデオ50選)』(12.6.2013)という記事がとても良かったので、特に私が好きだと思ったビデオを10本ピックアップしてみました。

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  1. Imagine a World Without Hate
  2. 米国最大のユダヤ人団体である『名誉毀損防止同盟(Anti-Defamation League)』が制作した『Imagine a World Without Hate』というビデオ。人種差別や性差別などと闘った有名人が、「もし今も生きていたら」という趣旨で作られています。

  3. Dove Real Beauty Sketches
  4. ユニリーバUnilever)のパーソナル・ケア製品ブランド、Dove のコマーシャル。元 FBI の法廷美術家(forensic artist)が、本人の顔を一切見ずに、本人による描写と他人による描写のみを参考にして似顔絵を描き、比較するプロジェクトです。

  5. Meals Per Hour
  6. トヨタ自動車の “Toyota Production System(TPS)” を非営利団体が取り入れ、サービスを劇的に改善するまでの様子を収めたミニ・ドキュメンタリー。”Kaizen(改善)” という言葉が出てきます。

  7. The day i passed maths
  8. 成績表を家に持ち帰った息子が撮影したホームビデオ。お父さんの喜び方が半端じゃありません。親になれるならば、こんな親になりたいです。

  9. Homeless Veteran Timelapse Transformation
  10. 退役軍人でホームレスの男の人を、プロのヘアメイクアーティストとスタイリストが変身させるという、非営利団体『Degage Ministries』のプロジェクト。この撮影後、彼は自立に向けての一歩を踏み出したそうです。

  11. Russian Subways Accepting Squats for Tickets
  12. ロシアの地下鉄に設置された、お金ではなくスクワットで支払うチケット販売機。ありそうでなかった面白いアイデアで、お金の概念について考えさせられます。

  13. Google Search: Reunion
  14. Google India 制作のコマーシャル。孫がおじいちゃんの再会を Google 検索を駆使して実現します。映像で使われているインドの音楽も素敵。

  15. Sleeping On Strangers On The Subway
  16. 私は知らなかったのですが、今年の10月末に、地下鉄の車内で寝ながらもたれかかってくる人を30分以上肩で支え続けた人の写真がバズったそうです。それを機に行われた「地下鉄で隣の人にもたれかかって寝てみよう」プロジェクト。日本だと普通に見られる光景なので、逆に新鮮です。

  17. Unilever Ad Answers “Why Bring a Child Into this World?”
  18. またまたユニリーバの、今度は『Project Sunlight』制作の映像。今の時代いろいろあるけれども、過去と比べてみると、今ほど子どもを産むのにふさわしい時代はない、というメッセージが語られています。

  19. Ward Miles – First Year – OFFICIAL
  20. 最後は、2012年7月20日に、わずか1.5パウンド(約0.68キログラム)未満という重さで、予定日より3ヶ月半早く産まれてきた男の子の1年の成長過程を追ったビデオ。お母さんが初めて我が子を胸に抱いたのは、産まれて4日後だったそうです。

というわけで、冒頭では「あっという間に12月」と書きましたが、最後の映像を見ると、毎日って本当奇跡の積み重ねなんだなと思います。当たり前かもしれませんが、1年を無事に生きることの素晴らしさを感じます。

ちなみに、Google India のコマーシャルを観て私が思いだしたのは、Skype の以下のコマーシャル。これも本当に素晴らしいプロジェクトです。