会話でよく使われる「I mean」の意味とは?
私はアメリカに来て以来、とんとお酒を飲まなくなったのですが、ジェガーさんはお酒が好きです。ビールの中ではピルスナー(pilsner)が好みらしく、先日も2人で食事に行った時に “What would you like to drink?” と聞かれて “Can I have a pilsner? I mean, any pilsner would be fine.” と言っていました。
ポイント
“I mean” は、日常会話でよく使われます。
- used for adding a comment or explaining what you have just said
- used for correcting a mistake in something you have just said
(どちらも主に話し言葉でよく使われます!)
つまりジェガーさんは、「ピルスナー・ビールください」と言った後で、それを補足して「ピルスナー・ビールやったら何でも良いです」と言っていたんですね〜
補足
先日ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams @Pharrell)さんが男泣きをしたことで話題になった下の映像でも、『Happy』の人気爆発について語るファレルさんが
And then the next thing you know, we put out the video on November 21st, all of the sudden… boom. I mean, when I say boom, (You mean,) boom!
(それでどうなったかと言ったら、11月21日にビデオをアップした途端・・・バーン。もうね、僕が「バーン」って言ったらね、〔オプラさんが「そりゃもう」と言って2人で〕バーン!)(0:04)
と言っていました。
というわけで、私も以前『世界中で大ブーム!ファレル・ウィリアムスのミュージックビデオ『Happy』各都市バージョン』という記事を書きましたが、あの現象は、ファレル・ウィリアムスさん本人にとっても衝撃的だったみたいです。
私の記事も、なんとイイネが500越えしました!→ 世界中で大ブーム!ファレル・ウィリアムスのミュージックビデオ『Happy』各都市バージョン : ツカウエイゴ
大画面で、次々に「『Happy』各都市バージョン」を観たファレルさんは、思わずホロリと男泣き。私も思わず、もらい泣きです。
そんなファレルさんにオプラ・ウィンフリー(Oprah Winfrey @Oprah)さんが、「あなたのおばあちゃんのことを考えてたんやけど」と話しかけるのですが、そのくだりはおそらく以下のビデオで語られることを指しているものと思われます。
つまり、ファレルさんにとっておばあちゃんはビジョンを指し示してくれた人で、今ファレルさんはおばあちゃんが示したビジョンを目にするところまで来たけれども、『Happy』が世界で起こした現象についてはおばあちゃんでも想像できなかったことなのでは、とオプラさんは言っていたんですね〜
本当に、いくらソーシャルメディアが発達した世の中だといっても、ここまで音楽が世界規模で「伝染」したことは、いまだかつてなかったんじゃないでしょうか。
でも、オプラさんも語っていますが、ファレルさんがもともと「伝染」させることを狙っていなかったからこそ、この音楽はここまで「伝染」したとも言えると思います。泣いてしまうのも無理はありません。
ところで、二つ目のビデオで、ファレルさんが自身に影響を与えた本としてパウロ・コエーリョ著の『アルケミスト(The Alchemist)』を紹介していましたが、この本は私の最も好きな本の一冊でもあります。
私がこの本に出会ったのは大学生の時で、当時アルバイトをしていた居酒屋で将来の夢を熱く語っていた時に、常連さんに「絶対読んだ方が良い」と言われて速攻買いました。この本に出会っただけでもあの店でアルバイトをしていて良かったと思うくらい、もう何度も何度も読み返しています。
特に、何かやりたいことがあって、それを達成したいと思っている人は、「絶対読んだ方が良い」です。お守りになります。それくらい、この本には影響力があります。
でも、ファレルさんもこの本に影響を受けていらっしゃったとは思いませんでした。マクトゥーブ(maktub)。
最後にファレルさんは、彼に影響を与えたという音楽のプレイリストもシェアしていました。
どれも名曲ばかりですが、これら全部の曲をリミックスすると、確かにファレルさんの曲になりそうな気がします。
それにしても、自分の好きな音楽を聴くファレルさんの嬉しそうな顔。
好きなことに心から情熱を注いでいる人は、本当にかっこいいです。