日常会話で使われる「hold back」の意味とは?

仕事を終えて帰宅し、「あかん、今日はほんま疲れたから速攻お風呂や」と思っていると、ジェガーさんとお風呂のタイミングがかぶってしまいました。なんとジェガーさんもちょうどエクササイズを終えたところで、まさにお風呂に入ろうとしていた時だったのです。



「今からお風呂入るんかーい!」
「えっ、先入る?」
「いや、良いです。待ってます」

するとジェガーさんに “Feel free to take a bath first. Don’t hold back.” と言われました。

ポイント

“hold back” はこの場合、「遠慮する」という意味で使われています。

hold back | Macmillan Dictionary

  1. to stop someone or something from moving forward
  2. to stop someone from being as successful as they should
    • to stop something from progressig or developing as it should
  3. to decide not to do or say something, or to make someone decide not to do or say something
  4. to not show what you are thinking or feeling
  5. to not allow someone to have something, for example money

(2. のように成功や成長などに使われると「阻止する」、3. のように行動や言動などに使われると「控える」、4. のように感情に使われると「抑える」、5.のようにお金などに使われると「持たせない」といった意味になります。)

つまりジェガーさんは「お風呂先入っていいよ。遠慮しんといて」と言っていたのでした。では、おかまいなく〜

補足

週末にジェガーさんと観に行った映画『X-MEN:フューチャー&パストX-Men: Days of Future Past)』でも、ウルヴァリン(Wolverine)がミスティーク(Mystique)に “You’re a cold-hearted bitch.”(1:03)と言い、それに対してミスティークが “Don’t hold back.”(1:06)と返していました。この場合は、3. の意味で使われているんですね!ウルヴァリン自身は包み隠さず口に出しているので、ミスティークのセリフに彼女の皮肉っぽさが表れています。

※ちなみに、そのシーンは日本語版の予告では「君の冷酷さが必要だ」(0:48)「ストレートに言うのね」(0:50)となっていました!

というわけで、『X-MEN』の新作をやっと観てきました。

2023年.バイオメカニカル・ロボット「センチネル」によって地球は壊滅へと向かっていた。プロフェッサーXは宿敵のマグニートーと手を組み、1973年にウルヴァリンの「魂」を送り込み危機の根源を絶とうする。50年前の自分の肉体に宿り「センチネル・プログラム」の開発を阻止しようとするウルヴァリン。しかしその間も、2023年では暴走するセンチネルの過酷な攻撃で、地球滅亡へのカウントダウンが進んでいた。2023年と1973年。2つの時代が同時進行する激しいバトルは、想像を絶する結末へと向かう―。

via 映画『X-MEN:フューチャー&パスト』オフィシャルサイト 大ヒット上映中! | 作品情報

一見複雑なストーリーですが、ほんまに複雑です。でも、私にとってはストーリーよりも登場人物の方が複雑で、誰が誰やら理解するのにすごく時間がかかってしまいました。あまりにもたくさんスーパーヒーローが出てくるので、ついていけません。

それをジェガーさんに言ったところ、ジェガーさんがこう言いました。

「僕も昔は『さすがに X-MEN はヒーロー多すぎやろ』って思っててん。でも彼らはスーパーヒーローというよりはミュータント(遺伝子変異によって産まれた超能力を有する新人類)で、スタン・リーはミュータントと人間の争いを描くことでマイノリティの問題に焦点を当てたかったらしいねん。それを知ってから、X-MEN めっちゃ好きになってん」
「!」
「この新作ではプロフェッサーX(Professor X)とマグニートー(Magneto)がそれぞれのやり方でミュータントを守ろうとするんやけど、プロフェッサーXはマーティン・ルーサー・キング・ジュニア(Martin Luther King, Jr.)、マグニートーはマルコムX(Malcolm X)を表していると言われてるんやで」
「!!」

X-MEN って、そんな奥深かったんや〜!

確かに言われてみれば、プロフェッサーXとマグニートーは、同じ目的を持っているのに考え方が全然違います。映画を観ている時は、私はマグニートーの行動が理解できない部分もあったのですが、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアとマルコムXと言われると、すごく腑に落ちました。

その後 X-MEN の YouTube チャンネルを観ていると、世界史とミュータントを結びつけるこんな映像も発見。

公式サイトまで出来あがっています。

さらに、ケネディ(John F. Kennedy)大統領の暗殺にマグニートーが関わっていたことを示す映像も。

こちらも公式サイトがあり、”The Bent Bullet” という記事も読むことができます。

1954年公開の映画『ゴジラ(Godzilla)』も水爆実験と結びついていましたが、あまりにもショッキングで理解の範疇を超えるような出来事が起こると、人はなんとか超常現象などと結びつけて、物事を理解できる範疇に収めようとするのかもしれません。

それがかつては神話や伝説だったのかもしれませんが、SF 作品も私にはその一種のように感じられます。

ジェガーさんと出会うまではスーパーヒーローにも SF にもそんなに興味がありませんでしたが、知れば知るほど SF 作品ってめっちゃ面白いです。