会話の出だしに使われる “Here is the thing.” の意味とは?
出先から家に電話をして「今から帰るね〜」と伝えたところ、「OK。今から皿洗いするところやから!」と言っていたジェガーさん。ところが帰ってくると、まだ皿洗いをしています。
「皿洗い、長っ!」とツッコむと、”Here’s the thing.” と言われました。
“Here is the thing.” は、”here is” が短縮されて “Here’s the thing.” と言われることも多いです。
つまりジェガーさんはこう言っていたのでした。
“Here is the thing.
(実はね。)”
私と電話した後、「さあ皿洗い始めようか」と思ったら、別の電話がかかってきて、つい後回しになっていたそうです。知らんわ。
応用例
“Here is…” という言い方は、いろいろな場面で応用されて使われています!
Here is the truth.
(実はね。)
Here’s the problem.
(問題はね。)
Here’s my question.
(聞きたいんだけど。)
映画『ワンダーウーマン』の予告編でも、「あなたのミッションは?」と聞かれたスティーブ・トレバーが “Well, here is the thing.”(いや、実は。)と言っていました。
また、エドガー・ライト監督最新作『ベイビー・ドライバー』でも、ケヴィン・スペイシーさん演じるボスがチームに作戦を説明する前に “So, here is the thing.(聞いてくれ。)”(0:30)と言っていました!