会話の出だしに使われる “Here is the thing.” の意味とは?

出先から家に電話をして「今から帰るね〜」と伝えたところ、「OK。今から皿洗いするところやから!」と言っていたジェガーさん。ところが帰ってくると、まだ皿洗いをしています。

「皿洗い、長っ!」とツッコむと、”Here’s the thing.” と言われました。

 

“ポイント”/

 

“Here is the thing.” は、”here is” が短縮されて “Here’s the thing.” と言われることも多いです。

Here’s the thing(要は)

◎ 日常会話では文章の出だしによく耳にするフレーズですが、「Here’s the thing」はこれから言おうとするポイントが重要である、これからの話しが大切であると強調をしたいときに使われるフレーズです。
◎「重要なのは次の事です」と覚えると分かりやすいでしょう。
◎「The thing is」も代わりに使われるフレーズです。

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つまりジェガーさんはこう言っていたのでした。

Here is the thing.

(実はね。)

私と電話した後、「さあ皿洗い始めようか」と思ったら、別の電話がかかってきて、つい後回しになっていたそうです。知らんわ。

応用例

“Here is…” という言い方は、いろいろな場面で応用されて使われています!

Here is the truth.

(実はね。)

Here’s the problem.

(問題はね。)

Here’s my question.

(聞きたいんだけど。)

映画『ワンダーウーマン』の予告編でも、「あなたのミッションは?」と聞かれたスティーブ・トレバーが “Well, here is the thing.”(いや、実は。)と言っていました。

また、エドガー・ライト監督最新作『ベイビー・ドライバー』でも、ケヴィン・スペイシーさん演じるボスがチームに作戦を説明する前に “So, here is the thing.(聞いてくれ。)”(0:30)と言っていました!