“color” と “colour” の綴りはどちらが正しい?
アメリカの日常生活では、”FOR FREE” と書かれたものを目にすることが多いです。
先日はジェガーさんが、「アパートの入口前のテーブルに置いてあった」と言って、”FOR FREE” の音楽雑誌を持って帰ってきました。よく見ると、ただの音楽雑誌ではありません。
「表紙カルチャークラブ(Culture Club)やん!」
「しかも若っ!」
何これ、いつの雑誌?と言いながら確認すると、なんと1982年発行の雑誌でした。
さらによく見ると、”colour” と表記されているのが目に入りました。
アメリカでは一般的に “color” と表記しますが、イギリスでは一般的に “colour” と表記します。
つまり、表題の「”color” と “colour” の綴りはどちらが正しい?」は、「どちらも正しい」が正解です。ただし、アメリカで “colour” と書くと、「昔イギリスにいたの?」と聞かれるかもしれません。
というわけで、この雑誌はイギリスの雑誌だったんですね〜!
ジェガーさんにそれを言うと、「よく気づいたな」とジェガーさん。「でももう一つ、イギリスの雑誌やってことがわかるところがあるで」
「?」
「雑誌の左上の40pがヒント」
「それって、40ページってことじゃないの?」
「40ペニーってことやろ」
「安っ!」
この雑誌、さらに面白い発見があります。上の写真をもう一度よくご覧ください。
そうなんです、左下に “WIN A WALKMAN” と書いてあるんです。
「ウォークマン、懐かし〜!」
「おおー、Riho の世代でもウォークマンはまだ使ってたか」(注:ジェガーさんは私より6歳年上です)
ウォークマンが当たるなんて、さすが1982年です。どんなウォークマンやろうと思ってページを繰ってみると、そのウォークマンが出てきました。
「ちょっ!?」
「何これ!?」
自分たちが想像していたウォークマンのななめ上を行くウォークマンを目の当たりにし、2人絶句。
「カセット入れるところがヘッドフォンにくっついてんねんけど!」
「アンテナも出てる!」
詳細を見ていると、どうも Shogun というブランドで、メイド・イン・ジャパンっぽいです。この雑誌が当時40ペニーで売られていた中、79.95ポンドということで、めちゃくちゃ高級品。(ちなみに、85.95ポンドだと、カセットテープが3つおまけについてくるそうです。)
これすごいなー!と言っていると、プレゼントされるのはこの Shogun ではなく、Sony のウォークマンでした。
やっぱりこっちの方が馴染みがあるので、落ち着きます。
というわけで、今からではこのウォークマンはもう当たりませんが、この雑誌、ジェガーさんが拾ってきたわりには状態がかなり良いので、久々にまたプレゼント企画を行いたいと思います!
かなりマニアックではありますが、イギリス音楽のファンならたまらないと思いますし、そうでなくともヴィンテージ雑誌はインテリアにも良いと思いますので、興味があったらぜひ メールや Twitter、Facebook でメッセージください。
締め切りは1週間後の17日(日本時間17日午前0時)までです!1人以上希望者がいれば、例のごとく抽選とします。お待ちしてます〜
あっ、ちなみに表紙のカルチャークラブは、見開き2ページのみの登場でした!
応募締め切りました。ご応募いただきありがとうございました!