医療現場で使われる「care」と「caring」の微妙な違いとは?

ジェガーさんが入院していた病院に通う度に気になっていた以下の看板。”care” と “caring” の微妙な違いが妙に気になります。


care-caring

ポイント

医療現場で使われる “care” と “caring” の違いについて、米国立医学図書館(National Library of Medicine)が提供するデータベースサイト『パブメド(PubMed)』でわかりやすく紹介されていたので引用します。

Taking care of patients and caring for patients are not the same.

Abstract
THERE IS A SIGNIFICANT difference between taking care of patients and caring for patients. TAKING CARE OF PATIENTS emphasizes objective, professional care, such as the medical and psychological aspects of nursing. CARING FOR PATIENTS, on the other hand, is a humanistic way of interacting with patients that demonstrates sincere care and concern for patients simply because they are human beings.

(”taking care of patients” と “caring for patients” には大きな違いがある。”taking care of patients” は目に見えるプロのケア、たとえば医療ケアや看護ケアなどを指す一方、”caring for patients” は人間ならではの患者への思いやりや労りなどを指す。)

via Taking care of patients and caring for patients are not the same. – PubMed – NCBI

なるほど、そんな違いがあったとは〜!

つまり冒頭の広告は、医療ケアにも患者への配慮にも自信があるというアピールだったんですね!

補足

というわけでジェガーさん、この病院に2週間入院した後いったん退院し、その1週間後にまた入院したのですが、いろんな医師や看護師さんにお世話になりました。

看護師は朝番(午前7時頃〜午後5時頃)、夜番(午後5時頃〜午後11時頃)、深夜番(午後11時頃〜午前7時頃)の3パートに分かれていて、毎日ころころ替わるのですが、それぞれの看護師にアシスタントもいて彼らもころころ替わるので、一日に6人くらいお世話になっていたと思います。

そんなに多くの看護師およびアシスタントに接していると、中には雑な人や適当な人などもいて、”Extraordinary Care” ちゃうんかい!と突っ込みたくなったことも正直ありました。

医師はちなみに、一日に1回顔を出す程度。ジェガーさんは入院直後に手術を行ったので、その手術に関わったチームが、4〜5人まとまって定期的に覗きに来ていました。

医師チームはあまり白衣を着ていなくて、看護師も医師と似たようなパンツ姿だったのがすごく印象に残っています。

他の病院はまたシステムが違うかもしれませんが、なにしろ私はアメリカの入院病棟に行くのが初めての体験だったため、何から何まで物珍しかったです。

ちなみに病院の中にもちゃっかりスターバックスが進出していました。さすがシアトル・・・!?