ペディキャブで目にした「buckle up」の意味とは?
最近、街でこういうものをよく見かけるようになりました。
場所によって呼び名は異なるようですが、アメリカでは “ペディキャブ(pedicab)” と呼ばれることが多いみたいです。
最初は「なんやあれ」と思いながらただ眺めているだけでしたが、先日ジェガーさんとディナーした帰りに思いがけず雨が降ってきて、「家までこの雨の中歩いて帰るの大変やな」と言っていると、ふとこのペディキャブ(覆い付き)が目の前を通りました。
「あっすみません、乗ります!」といきなりジェガーさん。
乗り込むと、足元にこんな表示がありました。
ポイント
“buckle up” は「シートベルトを締める」という意味です。
- to fasten your seat belt in a car, airplane, etc.
- to bend, or to make something bend under great pressure
(2.は「曲がる、あるいは強い力でもって何かを曲げる、という意味です!」)
つまり、「安全のためシートベルトをお締めください」と表記してあったのでした。
補足
実を言うと、暗くて雨も降っていたので、どこにシートベルトがあったのか全然わからなかったのですが、さすが自転車なだけあって、思ったより速度は速かったです。
しかも、運転手さんがめっちゃおしゃべり。いろいろ喋ってくれてはるのですが、後ろにいると何を言っているのか全然わかりません。
でも、いきなり観光客になったような気分で、たかが5分くらいの乗車だったのですが、ジェガーさんと1時間くらいデートしていたように感じました。
アパートの目の前で停めてもらって、「雨やしほんま助かりましたわ。おいくらですか?」とジェガーさんが言うと、「心付け(tips)でけっこうですよ」と運転手さん。若くて、アスリートっぽくて、めっちゃ感じの良いお兄さんでした。
下のビデオを観ると、ニューヨークなんかはペディキャブ競争も激しそうですが、私のいるところはそんなに殺伐としていなくて、運転手さんたちもただ楽しくて自転車を漕いではる感じがします。
2013年7月の時点で、ニューヨークにはペディキャブの会社が約250社、ペディキャブ・ドライバーは1000人以上いるそうです→ How We Roll: Pedicabs in the City | The New Yorker
見かけたらまた、今度は晴れの日の昼間にでもぜひ乗ってみたいです。