相づちでよく使われる「absolutely」の意味とは?

先日、『今年の誕生日にもらったもの』という記事で、ジェガーさんが小学生の時に着ていたジャケットを私も着られた、という話を紹介しましたが、その時ジェガーママが感動しながら、”This is so wonderful.” と言って、ジェガーさんが “Absolutely.” と言いました。

ポイント

“absolutely” はこの場合、以前『日常会話でよく使われる「totally」の意味とは?』で紹介した “totally” と同じ意味で使われています。

absolutely | Macmillan Dictionary

  1. completely: used for emphasis
  2. [SPOKEN] used for showing that you agree with what someone has just said

(誰かが言ったことに同意する時に使われるんですね!)

というわけで、「ほんますごいわ」と言うジェガーママに、ジェガーさんも「ほんまに」と同意していたのでした。

補足

先日、映画『ドライヴ(Drive)』(2011)に引き続いてニコラス・ウィンディング・レフン(Nicolas Winding Refn)監督とライアン・ゴズリング(Ryan Gosling)がタッグを組んだ最新作『オンリーゴッド(Only God Forgives)』(日本は2014年1月25日公開予定)を観た後、監督のインタビュー映像を観た時も、『ドライヴ』と『オンリー・ゴッド』の違いに対する見解を述べるレフン監督に対して、インタビュアーが “Yeah, absolutely.”(1:05)と相づちを打っていました。

というわけでこの映画、久々にジェガーさんと好みがぱっくり分かれました。私は「いまいち」、そしてジェガーさんは「めっちゃ好き」です。

まず、私はライアン・ゴズリングの声が好きなのですが、この映画ではライアン・ゴズリングが全然声を発しません。開始早々登場するにも関わらず、私の記憶では最初の20分くらいは何も話さなかったのではないかと思います。その後も、ぽつりぽつり。意気消沈です。

そのうえ、暴力の描写がけっこうあります。よくわからない性の描写もちょっとあります。一つ一つのシーンが抽象的で、何がなんだからさっぱり私には理解できません。何よりよく分からなかったのは、タイ人の警察官。

彼も無口で、ここぞという時に背中から刀を取り出して、容赦なく悪をきりさばくのですが、その描写がジェガーさんいはくスターウォーズ(Star Wars)のダースベーダー(Darth Vade)とかぶるそうです。

「あのタイ人の警察官はな、絶対的父親を象徴していると思うねん」
「!」
「ほんであの映画のテーマはな、エディプスコンプレックスやと思うねん」
「!?」

エディプスコンプレックスとは、母親を手に入れようと思い、また父親に対して強い対抗心を抱くという、幼児期においておこる現実の状況に対するアンビバレントな心理の抑圧のことをいう。

フロイトは、この心理状況の中にみられる母親に対する近親相姦的欲望をギリシア悲劇の一つ『オイディプス』(エディプス王)になぞらえ、エディプスコンプレックスと呼んだ(『オイディプス』は知らなかったとはいえ、父王を殺し自分の母親と結婚(親子婚)したという物語である)。

via エディプスコンプレックス – Wikipedia

Oedipus Separating from Jocasta

(オイディプスと母イオカステ)

ジェガーさんの言ったことは、『4 things you should know before you see Only God Forgives | The Week(『オンリー・ゴッド』を観る前に知っておきたい4つのこと)』などにも書かれていましたが、私は微塵も思い至りませんでした。

というより、そもそもエディプスコンプレックスについてよく知りませんでした・・・

でも、オイディプスのことをちょっと調べる限り、いろいろ映画とかぶります。映画を見終わった瞬間は、「よくわからんし、何やねんこの映画」と思っていたのですが、だんだんものすごい映画のような気がしてきました。

ちなみに、レフン監督は上のインタビュー映像で、タイ人の警察官は「神」だと口走っています。

この『オンリー・ゴッド』は批評家の評価も真っ二つにわかれていて、どちらかというと酷評が多いのですが、実はいろいろ解釈ができて味わい深い映画なのかもしれません。