英語でショッピングする時に知っておきたい英語の寸法の読み方、書き方、考え方
引っ越し時に前の机を捨てて以来、しばらく私は机なし生活を送っていたのですが、先日ついに Etsy でビンテージの机を買いました。Etsy はハンドメイドを中心に扱った売買サイトですが、ビンテージ品も豊富に揃っています。
そこでいろいろ物色していて、1970年代にアメリカの小学校で実際に使われていたという机が手頃な値段で売られているのを発見。ペイントされてオシャレに変身していたので、一目ぼれです。
でも、「小学校で使われていた机」というところが気になったので、サイズ表記を確認してみたところ、
Measures: 34″ W x 18″ D x 30″ H (Legs are easily adjustable and can go down by the inch to 22″ H at the lowest).
と書かれていました。
ポイント
“W” は “width(横幅)”、”D” は “depth(奥行き)”、”H” は “height(高さ)” です。物によっては “D” ではなく “L(length:縦幅)” と書かれていることもあります。上記のように、インチは “、フィートは ‘ と表記されることも多いです。
つまり、「寸法:横幅34インチ、奥行き18インチ、高さ30インチ(脚部分は調節できます。最も低い時で22インチになります。)」と書かれていたのでした!特に高さが気になっていましたが、ジェガーさんの机の高さも30インチだったので、十分そうです。
ちなみに、私はいまだにフィートやインチは慣れませんが、nanapi の記事『インチ・ヤードってどのくらい?長さと距離の単位を簡単に変換する方法』にわかりやすく紹介されていました。
<インチ(inch、in、◯”)>
1in=2.54cmです。古代ローマ時代に、1フットを12等分して「親指幅」としてインチができたようです。インチは足の親指幅くらいとイメージしましょう。
1in≒2.5cm
<フット・フィート(foot、feet、ft、◯’)>
1ft=30.48cmです。古代ローマ時代以前に足の大きさから作られた単位だそうです。ざっくりいかついヨーロッパ人の足の大きさ、と想像すると覚えられそうです。単数形だとfoot、複数形だとfeetになります。1ft=12inです。
1ft≒30cm
以前も『天気予報の画面で目にした「100 degrees」の意味とは?』という記事で華氏の考え方について書きましたが、アメリカで採用されている単位は、基本的に人間を軸として考えているのがポイントです!
補足
というわけで、いざ購入したところ、今週無事に届きました!
するとジェガーさん、「えっこれ、小学校の時に使ってた机にめっちゃ似てんねんけどー!」
「せやで。これほんまに小学校で使われてた机らしいで。」
「まじで!」
「うちが小学生の時に使ってた机はめっちゃちっちゃかったけど、アメリカの小学生の使う机は普通に大人サイズやねんな」
「確かにこうやって脚を全部伸ばしたら普通の机やな」
ジェガーさん、しばらく懐かしがってはりました。
今も私はこの机でブログを書いていますが、めちゃアメリカの小学生気分です。