日常生活でも使われる「ETA」の意味とは?

今週は私の帰りがちょっと遅めだったのですが、おととい家に帰る途中にジェガーさんからこんなテキストが届きました。

What’s ur ETA?

ポイント

“ETA” はこの場合、”estimated time of arrival” 、つまり “到着予定時刻” という意味で使われています。

ETA | Macmillan Dictionary

ETA: estimated time of arrival: the time when an aircraft, ship, train etc. is expected to arrive

(通常は飛行機や船、電車の到着予定時刻などに使われますが、最近ではもっとカジュアルに使われることもあります!)

つまりジェガーさんは「何時頃着く予定?」と聞いていたのでした。ご飯を作っている時なんかも、”What’s the ETA of the meal?(ごはん出来上がんの何時くらい?)” と聞いてきたりします。

補足

テキストを受け取って「30分後くらいかな?」と返信したところ、帰宅したらなんと晩ご飯ができていました。連日、家に帰るやいなや大急ぎで晩ご飯の支度をしている私の様子を見て、晩ご飯を作ったら私がちょっとでも助かるのではないかと思ったそうです。

「ちょっとどころか、めっちゃ助かる〜!」
「忙しいと機嫌が悪くなって、こっちにも影響及ぶからな」
「・・・スミマセン」
「今日は機嫌よくてよかったよかった」

ジェガーさんが作ってくれたのはトマトパスタだったのですが、美味しかったので「美味しい美味しい」と言っていると、ジェガーさんも気をよくしたらしく、次の日も帰り際にジェガーさんからテキストが届きました。

“What’s ur CTA?(AKA CHIB.T.A)”

・・・CHIB.T.A. ってなんやねん。と思いつつ、「あと30分後くらい」と返信してまた家に帰ると、やっぱり晩ご飯が!またまたトマトパスタです。
tomato pasta

(イメージ画像 By jh_tan84 [CC-BY-2.0], via Flickr

「おおー!」
「昨日と一緒やけど、良い?」
「ええよ。パスタ美味しかったし」
「昨日のパスタがうまくいったから、もう他に何も思いつかんかってん」

縁があって8月から新しい職場で仕事をするようになった私。環境に慣れるのに精いっぱいで日々めまぐるしいです。その忙しさに追われて一人でイライラしてしまうことが何度かあったのですが、ジェガーさんの優しさに触れて反省。私のイライラに対してイライラで返すのではなく、イライラが発生する状況を未然に防ごうとしてくれた態度にめちゃ感謝です。

ジェガーさんのおかげでちょっと時間に余裕ができたので、夜はお風呂にゆっくりつかりながら『移動祝祭日(A movable feast)』を読み、ヘミングウェイ(Ernest Hemingway)とスコット・フィッツジェラルド(F. Scott Fitzgerald)の交友関係に思わず吹き出しながら、ばっちりストレスを解消しました。

余裕を失ってジェガーさんに迷惑をかけないように、自己管理にもっと気をつけたいと思います。