ファン制作による『Man Of Steel 2』の予告編で耳にした「manipulate」の意味とは?

先週、全米のアメコミ・ファンを騒然とさせた「ベン・アフレックが新バットマンに決定」事件。


Ben Affleck 2009

(By Angela George [CC-BY-SA-2.0], via Wikimedia Commons

米26日には、ファンがさっそく『Man Of Steel 2』の特報予告編(teaser trailer)を制作しちゃいました。

その中で、エイミー・アダムス(Amy Adams)演じるロイス・レイン(Lois Lane)が “Don’t try to manipulate me.”(0:24)と言っていたのが気になりました。

ポイント

“manipulate”〔発音〕は、人に使われると「操る」、物に使われると「操作する」という意味になります。

manipulate | Macmillan Dictionary

  1. to influence someone, or to control something, in a clever or dishonest way
  2. to skillfully handle, control, or use something
  3. [MEDICAL] to use your hands to move or press part of someone’s body as part of a medical treatment
  4. [COMPUTING] to change, correct, or move information stored on a computer

ロイス・レインは「私をコントロールしようとしないで」と言っていたのでした!

補足

というわけで、この “事件” に関しては、日々着々とアメコミ・オタクに近づきつつある私も驚いて、最初はネタかと思いました。


このツイートをしてすぐ、ジェガーさんに「ベン・アフレックがバットマンになってんなー!」と言うと、「ああ、それどうせいつもの噂やろ」

「噂ちゃうで、今回のは公式アナウンスやで」
「うそやん」

ジェガーさん、公式アナウンスを見て絶句してました。そして自分の Facebook に以下を投稿。

Matt Damon should play Robin.(マット・デイモンはロビンを演じるべき)

マット・デイモンさんとベン・アフレックさんは幼なじみなので、インターネットでも多くの人が同様のコメントをしていたのですが、これに対しマット・デイモン本人は

“I am a little older than Ben. I never saw Robin as older than Batman. Somebody sent me a picture actually (of his face photoshopped on Robin’s body and Ben’s on Batman’s). It was really funny. But it’s safe to say I won’t be Robin.”

(僕はベンよりちょっと年上ですからね。ロビンの方がバットマンより年上なんて見たことないですから。Photoshop でロビンの顔が僕、バットマンの顔がベンになっている写真を見せてもらいましたけど、爆笑でした。でも、僕がロビンを演じることはまずありません。)

via Matt Damon Talks Ben Affleck as Batman; Says “It’s Safe to Say I Won’t Be Robin” | Collider

と語っています。マット・デイモンさんの方がベン・アフレックさんよりも年上やったんですね。

※補足:マット・デイモンさんが見た写真は、おそらく下のリンクにあるものだと思われます。

そもそも、なんでベン・アフレックさんが大抜擢されることになったかですが、これについてはハリウッド・リポーター(The Hollywood Reporter)誌が『Why Ben Affleck Said ‘Yes’ to Batman (Analysis)』(8.23.2013)という記事で詳しく分析していました。

これによると、他の候補にはジョシュ・ブローリン(Josh Brolin)さんやライアン・ゴズリング(Ryan Gosling)さんもいたそうですが、ライアン・ゴズリングさんは「続編」というアイデアが気に入らず、断ったそう。

そして白羽の矢が当たったのが、ベン・アフレックさんでした。彼は2003年にアメコミ・ヒーローの『デアデビル(Daredevil)』でデアデビルを演じています。『ザ・タウン(The Town)』(2010)を監督した後、『デアデビル』のリブートについても話を持ちかけられたそうですが、それは断っていました。

実はクリストファー・ノーラン(Christopher Nolan)から『マン・オブ・スティール(Man of Steel)』(2013)の監督の話ももらっていたみたいですが、それも断っていました。

でも、今回バットマンを演じることになり、マーベルの『アベンジャーズThe Avengers)』(2012)に対抗するワーナー・ブラザーズの2017年公開予定映画『Justice League』にも出演(+監督も?)する可能性が見られています。

The deal also potentially lines Affleck up to star in (and direct?) Warner Bros.’ answer to The Avengers: The eventual Justice League movie.

via Why Ben Affleck Said ‘Yes’ to Batman (Analysis)

ベン・アフレックさん、攻めまくりです・・・

ただ、インターネットでは、ベン・アフレックさんがバットマンを演じることにがっかりする人が続出。彼は監督力ほど演技力が評価されていない部分があるので、『バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲(Batman & Robin)』(1997)でバットマンを演じたジョージ・クルーニーさんのようになるのではないかといった懸念もあるようです。


一方、1995年に『バットマン フォーエヴァー(Batman Forever)』でバットマンを演じたヴァル・キルマー(Val Kilmer)さんや、実写版の元祖バットマン、アダム・ウェスト(Adam West)さんなどは支持。


ハリウッド・リポーターの記事『Ben Affleck as Batman: Negative Backlash on Twitter, Petition Launched to Drop Actor』(8.23.2013)によると、ベン・アフレックさんが新バットマンに決定の発表があった後の1時間で、約71%のツイートが何かしらの反応をする反響ぶりだったそう。

私個人としては、クリスチャン・ベール(Christian Bale)さんがめちゃめちゃ好きで俳優として尊敬しまくっているので、『Man of Steel』にもバットマン役で出てくれたら良いなとは思っていたのですが、最初のファンが作った『Man of Steel2』の予告を観たら、ベン・アフレックさんでも良いかもしれません。

先ほどのハリウッド・リポーターの記事によると、『ダークナイト(The Dark Knight)』(2008)で悪役ジョーカーを演じたヒース・レジャー(Heath Ledger)さんや、『アイアンマンIron Man)』でアイアンマンを演じているロバート・ダウニー・Jr(Robert Downey Jr.)さんも、配役時は批判されていたそうなので、公開後にベン・アフレックさんがあっと言わせてくれることを期待しています。